私が統計学を学ぶべきだと感じたきっかけとしては
ちょうど私も臨床10年を超えたころから、論文を読んでいて
そろそろ後輩にも指導をきちんとしなければという思いがあったからです。
論文を読んでいても、いまいちよく理解できていないことって結構あったのです。
しかしそろそろそれもよくないなと。
そのため、過去に記事でも書きましたが
統計学を学ぶことで、いろいろなところで統計学を感じる機会が増えてきました。
統計学を理解すれば身近なところにネタが潜んでいます - EPoch Official Blog
しかし、まだまだ理解が十分できているとは思いません。
そもそも関連性や相関関係など、グラフがバラバラなのに、なぜこれで関係性があるのか?
というようなところにも結び付いていませんので
今日は、統計学でも悩みやすい相関関係や因果関係について考えてみたいと思います。
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相関関係と因果関係っていったい何?
さて、統計学で悩みやすい相関関係と因果関係について考えてみたいと思います。
相関関係とは、2つのデータ間の関係性の強さを表す指標を数値化することで、
簡単に言うと、AとBの関係性の強さという意味です。
例えば、腰痛の患者様がおられたとして、
トリガーポイントとして中殿筋のリリースを行うとしましょう。
腰と臀部、あるいは股関節の筋の関係性ってなんでこんなところに?
と感じたことはありませんか?
この関係性や関係性の結びつきの強さが相関関係というものです。
では、因果関係とはいったい何でしょうか?
因果関係とはAの結果でBが起こる、あるいは変動するということです。
最近であれば、アメリカの金融緩和が進行しており、日本円の価値の低下が連日ニュースになっていますよね?
こうした日本とは関係ないところで起こっているにもかかわらず、
日本円に多大な影響を与えている、ということが因果関係ということになります。
リハビリの現場で言うと、嚥下機能低下を起こしている患者様は
必ずしも窒息を起こすのか?ということでしょう。
こうした臨床の中でよく起こることの理解に統計学という知識は役立ちます。
統計学を学ぶことで、統計を取らなければいけないというわけではありません。
臨床の様々なところで統計学の知識が役立ち、そうした思考回路をつけることで
関係性を見出し、対策を立てるということが重要なのです。
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