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なぜ理学療法士や作業療法士がレントゲンをチェックする必要があるのか?

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クリニカルリーズニングという言葉、聞いたことありますか?

臨床推論とも言われますが、なんとなく分かるような分からないような…

 

そこで本日は『リーズニング(リーズン)』に着目してみます。

大辞林さんに『リーズン』について聞いてみたところ・・・

 

  • 理由・根拠・わけ
  • 理性・知性・判断力

つまり、理由と判断が重要なのです。

 


ちなみに『リーズナブルな値段』とよく使われますが、

『リーズナブル』という言葉の意味は

大辞林さん曰く『安い』ではなく『妥当な・手頃な』とのこと。

 

我々理学療法士や作業療法士は、患者様の術前術後のリハビリに関わることが多く

患者様がなぜ今、免荷をしなければいけないのか、

なぜこのタイミングで荷重量を増やしていくべきなのかを指示いただくことが多いと思います。

 

その「理由=リーズン」についてあなたはきちんと理解していますか?

 

 

 

膝関節周囲を組織別に触診できていますか?

セラピストが診断をすることはできませんが、

障害の理由を追及するための診断学的なリーズニングは

必要ではないでしょうか?

 

例えば、膝関節に対しての評価的なリーズニングとして、

術前・術後の画像から膝関節がどのような状態にあって、

どのようなことが起こることが考えられるのかを学ぶ必要があります。

 

人工膝関節全置換術はCR型とPS型などに分けられます。

人工物なので生体膝とは違う動きをするため、

関節の動かし方も工夫しなければなりません。

 

また手術侵襲により損傷組織も創傷治癒の経過も異なり、

それによって疼痛や関節可動域制限、筋力低下の原因や予後が変わってくるため、

セラピストは病態生理学や創傷治療の基礎知識、

バイオメカニクス的な視点からの評価・介入なども学んでおく必要があります。

 

こうした手術を選択された理由も知らずに

我々は本当に荷重練習や運動療法を提供しても大丈夫でしょうか?

 

  • なぜこうした手術が選択されたのか?
  • なぜ痛みが増強しているのか?
  • どの程度であれば今荷重をかけても大丈夫なのか?

 

こうした理由を考えるためにも我々理学療法士や作業療法士は

レントゲン像をチェックして、患者様の状態を確認したり

組織の損傷程度や回復程度を理解しておく必要があります。

 

そうすることで医師とのコミュニケーションにもつながりますので

ぜひチェックしてみてください。

 

若手理学療法士・作業療法士向け運動機能評価としての整形外科疾患画像の読影方法|一括申込 – エポックセミナー

 

ぜひチェックしてみてくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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