2023-01-01から1年間の記事一覧
2023年もあと一日となりました。今年もエポックオフィシャルブログをお読みいただき誠にありがとうございました。 今年も多くの方々にこのブログを読んでくださっているということが私たち自身の励みになります。 本当にありがとうございました。 今年は新し…
エポックではこの数年、脳画像のシリーズセミナーを開催させていただいています。 脳卒中のリハビリをする上で、脳画像の評価はとても重要だと、改めて感じるとともに、 とても大きな反響をいただき、開催させていただけてよかったと心から感じています。 規…
臨床現場で体幹機能へのアプローチをしているセラピストをよく見かけます。 私も若手のときに「どの場面でどのような筋をどうやって働かせたいのか?」 という指導をいただくことが多かったです。 そのたびに「いや、体幹の支持性が弱いから」といった返答を…
臨床研究や統計学の勉強をする必要が本当にあるのか? 先日、昔の同僚にそのような話をされました。 臨床研究は大学生や大学院でやるようなものではないのか? 専門的な知識とソフトが必要なのではないのか? このように考えている人もいるのではないでしょ…
皆さんは神経難病や終末期の患者様のリハビリを担当したことはありますか? 特にがんは日本人の死因の第1位となっています。 リハビリをしていく中でがん患者様を担当することもあり、中にはこれから終末期を迎えていくということもあると思います。 あなた…
解剖学の教科書では、確かに全体的な解剖は見ることができますが リハビリ職種向けの癒着や軟部組織の変性については、詳しく書かれた書物は少ないのが現状です。 関節や軟部組織の癒着は、手術では指で剥がしていくって知っていましたか? (もちろん場所に…
「自主トレーニングを指導しました」 こうしたカルテを見たことはないでしょうか? 実際、病院でも自宅でも自主トレーニングは多くのセラピストが 患者様に指導する内容であり、 より効率的なリハビリを進めるために必要な手段です。 それがなかなか伝わらな…
リハビリを効果的に進めるためには「栄養」への理解が不可欠です。 多くのセラピストが、リハビリの過程で運動に重点を置きがちですが、 栄養状態にも注目することは非常に重要です。 最近、「リハ栄養」という概念が注目を集めていることをご存知でしょうか…
理学療法士や作業療法士として、 脳卒中片麻痺患者のリハビリを進めるには、 手のリハビリテーションに焦点を当てることが重要です。 多くのセラピストが、上肢機能のリハビリに対して苦手意識を持っているかもしれませんが、これは特に脳卒中片麻痺患者にお…
膝関節の疾患を持っている患者様を治療する際に 関節を動かすとどうしても痛みを出してしまう。 この痛みをコントロールしたいのになかなかうまくいかない 自主トレーニングを指導しても実践してくれない。 こうした悩みがなかなか解決しないということはあ…
高次脳機能障害の理解と介入において、 理学療法士(PT)や作業療法士(OT)は、 患者の日常生活活動(ADL)の自立度を評価する上で重要な役割を果たします。 この記事では、そのような障害に対する評価と介入における重要性と、それを深めるためのセミナー…
訪問リハビリテーションにおける栄養学の役割について考察すると、 栄養学の知識は、リハビリテーションの効果を最大限に引き出す上で不可欠です。 特に、訪問リハビリテーションは、患者様の生活環境に密接に関わるため、栄養状態への理解と介入が重要です…
心疾患は、日本においてがんに次ぐ第2位の死因であり、 リハビリテーションの分野においても重要な位置を占めています。 特に理学療法士や作業療法士の方々にとって、 心疾患の患者様への対応は難しい課題の一つです。 心疾患は足のむくみや息切れなど、多様…
臨床で働いていると、情報が不十分なまま患者様を担当することもあります。 疾患名:脳梗塞 とだけ記載されており、 どこの?どの部位で?など、 疑問に思うこともあります。 もちろん、CTやMRIなどの情報をいただければとても助かるのですが 我々は患者様が…
日頃のデスクワークや長時間の立ち仕事、腰痛の原因は様々ですが、 実は内蔵に問題点があることもあるんです。 今日は、無関係そうに見える内臓と腰痛の関係、 それをお伝えしたいと思います。 ポイントは 筋膜 にあります。 最後には筋膜と内臓の関係に着目…
以前よりリハビリ栄養の重要性についてブログに書いてきましたが 最近、患者様の栄養状態が気になり始めました。 食事があまりとれていないと医師から指摘されたり 塩分濃度が高いから食事内容を調整してくださいと指摘されたり という患者様が自宅で生活さ…
リハビリの世界では呼吸器リハビリテーションというジャンルがあるため 呼吸の勉強をしよう と言われたら、呼吸器疾患に対してのリハビリテーションを勉強しようという意味で捉えてしまうでしょう。 今回はそうではなく、 体幹トレーニングとしての呼吸のお…
上腕骨近位部骨折や鎖骨骨折患者や肩関節周囲炎において、 困難となる日常生活動作の一つとして 「結帯動作制限」というものがあります。 この問題は臨床の中で問題となることが多く、 男性よりも女性はブラジャーを装着するために特に訴えも多くなり しかし…
脳卒中患者様のリハビリにおいて、「上肢機能の改善に悩んでいる…」「上肢のトレーニングをどうしたらいいのかわからない…」という理学療法士・作業療法士の方はいませんか?そんな場合は、麻痺側側の起き上がり練習はぜひ行っておいていただきたいと考えて…
あなたは脳画像を臨床でよく見ていますか? 見ているセラピストの先生はそこから予後予測や 治療方針を立てたりしていますか? 入院期間の短縮や在宅復帰率を上げるためにも、 しっかりとしたリハビリのアプローチが必要になってくるかと思います。 特に脳血…
あなたは夜の寝つきや目覚めは良いほうですか? 私自身とても寝つきはいいほうですが、朝の目覚めがとてつもなく悪く なかなか起きられないという悩みを持っていました。 寝つきがとても悪い 布団に入っても眠くない 寝ても疲れが取れない 仕事が忙しい 朝の…
臨床の中で高次脳機能障害を呈する患者様は少なくありません。 しかしながら、我々の生活で無意識にやっていることも、実は分節的に考えるとかなり高度なレベルの処理をしながら行っているということがあります。 例えば服の着脱で考えてみてください。 実際…
皆さんはボバース治療の現場を見たことがありますか? ボバース治療というと、静かな部屋で静かにリハビリをやっている という印象を私自身は持っていました。 しかしながらそんなこともなく、 患者様が積極的にリハビリをされている場面を若手の時に見た時…
皆さんはリハビリ現場で急激な体調変化を起こされた方を目にしたことはありますか? 反応が鈍くなった けいれん発作を起こした チアノーゼ症状が出現した 様々なフィジカルアセスメントは、 患者様の状態を知らせてくれる大切な役割を担っています。 上記の…
医学には大きく分けると西洋医学と東洋医学があります。 我々、理学療法士や作業療法士はいわゆる西洋医学になりますので 中には東洋医学に対して懐疑的な方もいると思います。 確かにまだまだ西洋医学的なエビデンスはわかっていない部分も多いですが、それ…
胃が痛いと腰も一緒に痛くなる そんな時ありませんか? 実は胃痛と腰痛は非常に深い関係があるんです。 そこには「関連痛」というキーワードがあります。 今回は胃痛と腰痛の関係を様々な角度から紹介していきます。 あなたの臨床のヒントになれば嬉しいです…
ヒトの身体は常に重力という刺激にさらされています。 この刺激が無ければ退化していくということを知っていますか? ベッドから起きる 座る 立って歩く 走る これらはごく当たり前のような動作に見えますが 重力に抗して活動をしているため、重力に抗して身…