2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
皆さんは二足歩行を何気なくしていますが足が床に当たるときの衝撃をどこで吸収しているかご存じですか? 身体の重量が地面に衝突する衝撃がもし吸収されていないとしたらヒトは脳に重大な衝撃を与えてしまいます。それが頭痛や吐き気に繋がるのです。その理…
変形性膝関節症は、男性よりも女性のほうが2倍多く、60歳以上の女性に至っては60~80%の方が発症しているというありふれた疾患として知られています。こうした問題に理学療法士は対応していかなければいけません。その方法について解説します。
呼吸器リハでも心リハでも重要なのは、 リスクぎりぎりのラインを見極めること、 フィジカルアセスメントをしっかり理解することではないでしょうか? 運動負荷をかけていくとチアノーゼやバチ状指など、 体の表面に現れる症状をいかに理解して 運動負荷を加…
臨床において、脳卒中患者様の下肢装具の選定をすることは理学療法士にとって基本的かつ重要な仕事です。しかしながら、下肢装具の選定方法をリハ医に任せっきりにしていませんか?本来であれば理学療法士が評価し、きちんと提示すべきところですが SHBやオ…
あなたは1日何食食べていますか? 私たちが主に診ている高齢者の方々は 1日3食しっかり食べている人が多いですが 若い現役世代の方、特に若ければ若い人ほど 1日2食で朝は食べないという方が多いですし 1日1食なんていう方も珍しくありません。 特に最近…
が統計学を学ぶべきだと感じたきっかけとしてはちょうど私も臨床10年を超えたころから、論文を読んでいてそろそろ後輩にも指導をきちんとしなければという思いがあったからです。 臨床で結果を出したい方は統計学を学ぶべき理由について解説します
リハビリ現場で頸部骨折の受傷原因を伺うと 転倒であることが大多数を占めます。 しかしながら、転倒はなにも屋外だけではありません。 屋内にこそ危険が迫っているのです。 小さな段差、ストーブやこたつのコンセントのコードなど ふとしたものに引っかかっ…
人は生活する上で様々な作業をしています。 朝起きたら、顔を洗って、歯を磨きます。こうした日常生活の作業を理学療法士・作業療法士は考えていく必要があります。それはなぜかを考えましょう
訪問リハビリで最近は神経難病の患者様や末期がんの患者様のリハビリを担当させていただく機会が増えました。 ご自宅で独居だったり、ご家族様と一緒に生活されたりと 様々な状態の患者様がおられるのですが、その際に気を付けるようにしていることは お薬の…
あなたは普段から歩いていて踵や足の甲が痛いなと感じたことはありませんか? 床反力がきちんと分散されていないと足に負担がかかってしまうのです。それをきちんと分散させるには、自分の足に合った靴を選ばなければいけません。そのための方法をお教えしま…
仕事が終わったのが深夜で、おなかペコペコのところに 牛丼特盛を大口でほおばるってとても幸せですよね。 ですが、最近気づきました。 夜間の炭水化物の摂取は、朝の目覚めが圧倒的に悪くなるということを。 最近朝寒くなってなかなか目が覚めないなと私自…
バランス練習って実際にどうやるの? 何を観察して、評価して、どう介入していけばいいの? はっきりとした指標を持てていないセラピストも多いのではないでしょうか? 理学療法士・作業療法士が覚えておかなければいけない認知神経への関わり方を解説します
実際に明らかな外傷などがなければ多くの痛みは姿勢や運動の異常による慢性的な損傷となります。 運動器のリハビリで多く遭遇する筋・筋膜性疼痛症候群を引き起こしているトリガーポイントの原因のほとんどは姿勢や運動による慢性的な微細な筋損傷とされてい…
みなさんは物理療法にどのようなイメージを持っていますか? 患者様の中には 整形外科のクリニックや整骨院、接骨院にも通っているという方もいると思います。 そういった方に「どんな治療をしてもらってるのですか?」と訊くと 「電気かけるだけよ。あんま…
腰痛で悩んでいる患者様はとても多く、移乗の時などに患者様を介助する我々セラピストも腰に負担がかかるため腰痛を抱えているという方は多いのではないでしょうか?腰痛治療に必要な技術について理学療法士。作業療法士にわかりやすく解説します
「先生、膝の内側がなんか痛いです」 そう相談されたことはありませんか? 特段、身体がふくよかなわけでも、 変形性関節症をお持ちのようなアライメントをしているわけでもなく、 歩いていると膝が痛くなる、と言われる。 このような症状は意外と多く、私た…
股関節疾患の治療において、 筋肉損傷や神経障害が明らかでないにもかかわらず、 次のような不明瞭な症状を訴える患者様が少なくありません。 感覚の詰まりや異物感 異質感覚、つまり自己の肢体に対する非同一性 疼痛の深部感覚 持続的な鈍痛 これらの症状は…
整体院で患者様の治療を担当させていただくと 「肩こりが・・・」「腰痛が・・・」という方が 大半を占めています。 大人になり社会人になって、デスクワークや立ち仕事が多い中で 腰や肩に負担がかかるのは当たり前だと思います。 でも、昔は肩こり知らずだ…
我々はリスク管理を徹底してリハビリに臨まなければいけません。 ちょっとした変化を捉えられるかどうかが、理学療法士・作業療法士には重要になるのです。 なぜなら患者様が急変してしまってからでは遅いのですから。 今日はそのようなお話をしたいと思いま…
在宅分野で働いていると、なかなか血液検査データを把握できなかったりレントゲン画像を見る機会は少ないと思っていました。しかしながら、現場で働いていると意外なところで検査データを診ることってあるんだなと、改めて感じている今日この頃です。 理学療…
先日、患者様の座位姿勢において、座面の感覚が極端に少ないという患者様を経験したという記事を書きました。 片麻痺患者様の感覚入力は理学療法士・作業療法士が悩む技術の一つ こうした症状は、現場で働くセラピストであれば結構経験しておられるみたいで …
先日、患者様のリハビリを担当させていただいている中で、 「ご飯あまり食べたくないのよね」 といったお話を聞く機会がありました。 このお話は特段珍しいことではなく、多くの患者様で経験することだと思います。 そのたびに「何なら食べられるか」という…
このブログを読んでくださっているあなたは、常日頃から勉強会や研修会に参加して、自分の知識の研鑽を行っておられる先生なのでしょう。 しかしながら、自分の知識の補充はしているけれど、臨床で使えているのか、という疑問がわいている、そんな経験はあり…
呼吸器疾患や心疾患の運動療法やADLトレーニングは、運動 私自身も患者様のリハビリにおいて、エルゴメーターで運動負荷をかけたり歩行練習をしたりと在宅でのリハビリにおいて様々なアプローチを行っています。 その度に運動負荷量で悩むことは多いのです。…
あなたは臨床に出て、「あ、この問題点についてデータを取って研究してみたい」 と考えたことはありますか? 私は神経難病患者様を入職後から4年ほどずっと担当させていただいたことから、 寝たきり患者様の枕の高さ問題に着目したことがありました。 この枕…
足部のアライメントや骨盤、脊柱のアライメントと全体を見ることが重要だ というのはわかっているけど どうしてもなかなか見かたがわからない、 こうした悩みは尽きないものです。 そんなあなたのために今日は膝関節の評価について書いてみたいと思います。
フラットバック症候群という言葉をご存じでしょうか? ここ最近、自分の患者様でこのような症状を呈しておられる方が多いように思います。フラットバック症候群とは、平背ともいわれます。その症状を今日は治療するために どのようなことを考えなければいけ…
もう立ち上がりの介助で転倒させたくない 立ち上がりの介助は危険と隣り合わせです。こんな場面はありませんか?「立ち上がったら膝が折れて転びそうになった」「力いっぱい介助しようとしたら腰を痛めてしまった…」寝返りや起き上がりと比べると転倒の危険…