日本における心疾患の患者数は非常に多く、
厚生労働省によると、成人の死因の第1位は悪性新生物で、
その次に心疾患や老衰、脳血管疾患や肺炎が続きます。
心疾患とは、具体的には、
- 冠動脈疾患
- 脳血管疾患
- 高血圧性心疾患
- 不整脈
- 弁膜症
- 心筋症
- 心臓弁閉鎖不全症
などが挙げられます。
2020年の厚生労働省の統計によると、
日本での心疾患による死亡者数は約32万人で、
全死因の約3割を占めています。
また、心疾患の患者数は約920万人とされており、
成人の約7人に1人が心疾患を患っているとされています。
リハビリの現場でも患者様の多くが何かしらの心疾患を患っている高齢者のかたが多く、整形外科疾患だからと言って油断できないことも少なくありません。
そういった患者様に運動療法を行うということは実は非常に大きなリスクがあることを理解していますか?
心疾患ですから、一歩間違えれば最悪な結果を招きかねません。
そのために我々セラピストが考えておくべきことについて解説します。
整形外科疾患であっても心疾患のリスクを考えるべき理由とは?
回復期病院で高齢者の整形外科疾患を担当するということもあると思います。
こうした患者様は何らかの問題を抱え、急性期だけではリハビリがうまく進まなかったという原因があると思います。
その原因の多くは内科系疾患、特に心疾患や呼吸器疾患であったという経験をしたことはありませんか?
こうした患者様は年々増加しており、団塊の世代が75歳以上になると言われている2025年には、さらに増えることが予想されます。
そして、整形外科疾患であっても心疾患について考えるべき理由はもう一つあります。
それは、転倒を起こした原因や、何らかの原因で起こった骨折のおおもとの原因に心疾患があったということです。
例えば、心疾患を呈する患者様は全身の体力が低下していることが予想されます。
その状態ではバランス能力は低下しており杖で生活していると予想できますよね?
そうしたときにふとした瞬間に瞬発的な動作ができず、転倒に繋がるということが予想できます。
つまり、これからの患者様のリハビリにおいて、心疾患や呼吸器疾患のリハビリに対する知識は徹底的に学んでいかなければいけません。
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