rehabilitation
人間は恒温動物のため、体温は一定の範囲内で保たれています。 体温を一定の範囲内でためには様々な調節機構があり 暑い時には汗をかき、寒い時には震えるといった生理的な反応もあれば 冷暖房の器具を使用するといった 行動を起こすという反応もあります。 …
日本ではもちろんですが、世界的にも80歳以上の高齢者人口は増加しています。 それに伴って「サルコペニア」や「フレイル」といった 虚弱状態の高齢者が増えているということが問題になっています。 サルコペニアやフレイルは、運動不足もそうですが 身体を…
訪問現場では外出機会を増やすために 歩行練習を外で行う機会があります。 高齢者の方々は日常的に外出機会が減ってきます。 今日もリハビリでちょっと長い距離を歩きませんか?と促してみましたが 「暑いから外に出たくない」 と話されていました。 最後に…
診療報酬上の実績指数・・・ 簡単に言うと、Functional Independence Measure(以下FIM)の点数の向上と入院日数の短縮によって 回復期リハビリ病棟の質の高さが評価されています。 このFIMの点数の向上をもって、対象者の能力が向上した… と、解釈されてい…
とある日に患者様から、ふくらはぎがから膝にかけて痛いというご相談を受けました。 ふくらはぎから膝にかけてと聞くと、下腿三頭筋や前脛骨筋の治療や、 脛腓関節のアライメント異常を思い浮かべると思います。 ですがその患者様の痛みは、足底筋膜へのアプ…
あなたの患者様はリハビリテーションに満足しているでしょうか? 「筋力も上がっているし、可動域も増えている。立ち上がりも歩行も安定しているし、満足しているに決まっている」 あなたがこのように思っているのであれ場注意が必要です。 なぜなら本当に患…
あなたは脳画像の読影に自信はありますか? 臨床では様々な患者様を担当する機会があると思います。 中でも多系統萎縮症や進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症など 神経難病に属する患者様を担当する機会もあるでしょう。 その方法をお伝えします。
洗濯物を取ろうと不意に腕を挙げると、肩が痛い! 後にある物を取ろうと手を伸ばすと痛い! 急に腕が挙がらなくなった! 患者様からよくこうした問題を訴えられることは少なくありません。 整形外科領域で働いているセラピストであれば、一度は診る機会があ…
もしあなたが、臨床の中でこのような患者様を経験したときに、 どのようなことを考えますか? 呼吸回数が異常に多い 顔色が悪い 肩で息をしている ぜーぜー言っている 寝ているより座っているほうが息がしやすい 先日私も呼吸苦を訴える患者様を経験しました…
痰がなかなか切れない ベッド上で食事をとっていてよくむせこむ うまく排痰ができない ベッドサイドにリハビリに行くと、 こうした症状を呈する患者様を担当する機会は多いと思います。 これらは嚥下機能が低下していると一概には評価されますが そういう方…
介護をしていると、よく直面する問題が「むくみ」です。よくみられる症状ですが、なかなか治らないと悩むことも多いでしょう。健康な人にもむくみは出ますが、ケガや麻痺などの疾患を持っているとむくみが強く出やすく、またそれが別のリスクを引き起こすこ…
肩の痛みってなんであんなに治すの難しいんだよ。 チューブでローテーターカフ鍛えても全然良くならないし、 関節モビライゼーションやっても良くならないし、 筋肉をマッサージしても全然良くならないし。 ってか、そもそもどこが損傷されてるのかもはっき…
皆さんは臨床で歩行観察や立位での観察をしているときに ・なんとなくふらついている ・うまく表現出来ないけど、なんか荷重が乗っていないような感じ という違和感を感じることないですか? 「下肢の支持性低下」と新人セラピストの時に問題点としてあげる…
脳出血の画像を目にしても、 実際どこがどうなっているのかがいまひとつよくわからない といったことはありませんか?
ジムやスポーツ施設がのきなみ休業となり、外出自粛で運動する機会が激減したという人も多いのではないでしょうか? 高齢者にとっては、この自粛期間で廃用症候群の一歩手前まで陥ってしまうリスクがあることを覚えておかなくてはいけません。
医療業界ではエビデンスに基づいた治療が基本となっています。 そして、それはリハビリでも同じです。 しかし、最終的に治療の成否を分けるものの中で 私が特に重要だと思っているところは『感じる』というところです。 特に膝関節のリハビリにおいては、ど…
薬をどれだけ飲んでも、あまり効かないという方はおられませんか?? そんなときは、くだらない漫才でも落語でもいい、笑いを求めてみてはどうでしょうか? 笑いは自分の免疫力を高める方法に繋がりますよ。
皆さんはリハビリ現場の中で呼吸器疾患を担当されたことはありますか? 呼吸器疾患というと、 樽状胸郭や頸動脈怒張、呼吸筋の過剰努力など 様々なフィジカルサインを目にする機会は リハビリ中多いと思います。 しかしながら在宅生活においては呼吸器疾患以…
皆さんは脳卒中片麻痺患者様のリハビリテーションにおいて装具療法は導入されていると思います。長下肢装具から短下肢装具、金属支柱付き、SHBやオルトップAFOなど様々な下肢装具を用いながら早期離床、早期歩行練習を行っているかと思います。こうした脳卒…
「ひょっとして水虫かも…」 そんな時に、市販薬や病院などで外用薬を準備してご自身で水虫のケアをされる方は多いと思います。大体どのくらいの期間外用薬を塗っていますか。治りきる前に外用薬をやめていないでしょうか。