リハビリ現場で頸部骨折の受傷原因を伺うと
転倒であることが大多数を占めます。
しかしながら、転倒はなにも屋外だけではありません。
屋内にこそ危険が迫っているのです。
小さな段差、ストーブやこたつのコンセントのコードなど
ふとしたものに引っかかっての転倒はよくあることです。
弊社の訪問リハビリでも、ご家族様が夜間トイレに行こうとして
布団を踏んだ拍子に体勢を崩して転倒し、
遠位脛腓骨骨折をされたということも聞きました。
このように転倒リスクをいかに減らしていくかも考えていかなければいけません。
高齢者の転倒リスクはどう防ぐか?
高齢者の日常生活の事故で最も多いのが転倒事故です。
東京消防庁が、平成24~28年までの5年間に救急搬送された
高齢者約32万人を事故発生時の動作で分類したところ、
転倒によるものが8割を占めているというデータがあります。
けがの程度では、約4割が入院の必要がある中等症以上で、
そのうち命の危険が強い重症や重篤が9084人、死亡は2147人いるそうです。
高齢者の転倒リスクは理学療法士が徹底的に抑えよう
歩行動作の中で、我々セラピストは、
転倒しそう!!というのは一般の方よりも早く気付くと思います。
転倒する原因はさまざまです。
身体機能の問題もあるかと思いますが、
それ以外の原因で転倒リスクに繋がることもよくあります。
その原因を理解することで、アプローチの方法が広がります。
身体機能が原因の場合、ROM訓練や筋トレ、段差昇降、歩行訓練などで改善することもあると思いますが、
知覚や認知が問題だった場合、どうすればよいのでしょうか?
なぜ、転倒するのか?理学療法士ならその理由を説明できますか?
ご高齢の方が転倒しやすい理由というのは周知の事実だと思います。
あなたは二重課題という言葉を聞いたことがありますか?
御高齢の方の転倒の原因は、この二重課題が苦手だから
ということも言われています。
要するに歩行しながら○○という「ながら歩行」が原因の1つと言われています。
歩きスマホもそうですが、特に行動に現れていなくても、
何を買おうかなぁなどと考えながら歩行する、というのも当てはまります。
ながら歩行は、御高齢の方の認知・知覚機能を低下させているため、
いつもよりも足が上がっていなかったり、
ぶつからない壁にぶつかったりということが生じ、
転倒へと繋がっております。
今回ご講演いただく樋口貴広先生は、認知・知覚に関しての研究をされているとともに
書籍出版やセミナーを開催されておられます。
ご講演いただく機会はあまりありませんので、
ぜひお誘いの上、ご参加をお待ちしております。
姿勢制御に必要な知覚・認知的アプローチ|歩行能力向上に重要な評価ポイント – エポックセミナー
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