リハビリ現場で患者様の急変に対するリスク管理をするときに、
必ず血圧やSpO2を測ると思います。
その時に、
どの程度までをよしとするか、
何を基準に運動を中止するか、
あなたは明確な基準を持っていますか?
- 運動前後の血圧が上がった
- 脈が飛んでるけど大丈夫なのかな?
- SpO2が96%まで下がった
- 息苦しさを訴えているけど大丈夫?
このような臨床症状の理由を考えることをフィジカルアセスメントといいます。
それらをきちんと理解し、リスクを回避することこそ、リハビリ職として重要なことでもあると思います。
あなたはきちんと症状に対して説明ができますか?
また、フィジカルサインに異常が出ないような運動療法を実施することができますか?
訪問現場で働くセラピストに求められるリスク管理技術を教えます
リハビリの場面では運動療法を行うことが多々あります。
運動による健康効果はすでに知られていますし、運動器疾患に対しての筋力強化や柔軟性の向上はもちろんのこと、内部疾患に対しても運動療法による予防・改善効果は見逃すことはできません。
そのため、どんな疾患の患者様でも運動療法は実施したいところですが、内部疾患を持っている患者様だとやはり怖さはありますよね。
運動によって血圧が急変してしまったなんてことも少なくありません。
そんな時にあなたはしっかりと対応できるでしょうか?
特に訪問分野では、医師や看護師が身近におらず、一人で対処しなければいけないことが多々あります。
病院であれば、ナースコールを鳴らせば看護師がすぐ駆けつけてきてくれたり
院内コールをかければ医師にすぐ繋がったりして、現状報告をすることができますが
訪問分野ではなかなかそうはいかないのが現状です。
こうしたときに、ちょっとした変化を捉えられるかどうかが
セラピストや看護師には求められるのです。
- 何が異常なのか
- 普段と違うことは何か
- 臨床上重要なフィジカルサインは出ていないか
これらの症状を捉えることができなければ、
リハビリ中、もしくはリハビリ後に患者様が急変するということも考えられます。
もしあなたが臨床症状を見逃していたらと思うと、怖くないですか?
もしそうした症状をきちんと捉え、
事前に症状を医師や看護師に持ち帰って報告することができれば、
予防することだってできるのです。
だからこそ訪問分野で働くセラピストにとっては
特にフィジカルアセスメントを取れる技術を学ぶ必要があるのです。
訪問現場の内部障害のリハビリに必要な運動負荷や運動療法の進め方を学べます
また、フィジカルサインの異常に気付くことも重要ですが
やはり、一番大事なことはそもそもフィジカルサインに異常が出ないような運動療法の負荷設定をするべきですよね。
というわけで、今回は内部疾患患者様に対しての運動療法と負荷量の設定方法について学ぶことができるセミナーをご用意しました。
それが森田 和弥 先生による
基礎から学ぶ内部障害に対する運動療法の考え方と運動負荷量の決定 – エポックセミナー
です。
臨床で特によくみられる症状として
- 血圧低下(めまい)
- 不整脈(動悸)
- SpO2低下(息切れ)
- 胸痛
の原因とその理解を深め、何が危険なのか、
何に注意すべきなのかを理解したうえで
どのような運動負荷量でリハビリを進めていくべきなのかを学びます。
もしあなたがこれらのリスク管理に苦手意識を持っているのであれば
ぜひこのセミナーをご検討ください。
患者様を守ることもそうですが、セラピストとして自分自身を守るためにも
重要な技術でもあります。
ぜひあなたのご参加を心よりお待ちしております。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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