急性期や回復期と違い、訪問分野で働いていると様々な事象に遭遇します。
・痛みがなかなか治まらない
・食事がなかなか食べられない
・お風呂はどうやって入ればいいんだろう?
・家屋改修の手順は?
・屋外歩行や外出に際しての手順の確認
・金銭管理能力のチェック
様々な評価技術が求められます。
これらの評価技術は、私自身は回復期病棟と急性期病院を経ていますので、
何度も経験してきていますが、
そうでないセラピストにとっては未知な部分が多いかもしれません。
特に家屋改修はクリニックで働いているとなかなか経験することは少ないですしね。
私は特に今一番難しいなと感じているのは
嚥下機能の評価技術です。
今日はそのお話をしてみたいと思います。
嚥下機能を評価しなければ患者様の命の危険があります
食事をきちんと食べれているか?
この評価技術はとても重要になります。
それはなぜか?
誤嚥して熱発→即入院という可能性も少なくないからです。
病院で食事をきちんと食べれていても
自宅の環境ではなかなか食べられないという人も少なくありません。
それは病院では車いす、もしくは椅子に座って食事をしていることが大半ですが、
自宅に帰ると床での生活だったりすることは多いからです。
その時に必要なのは、我々セラピストが訪問した際に
食事にきちんとフォーカスして評価できているかどうかという点になります。
高齢の嚥下障害患者や誤嚥性肺炎患者に対する理学療法士の役割としては、
排痰及びそのための呼吸ケアやポジショニング、
咳嗽力や嚥下機能向上のための呼吸筋強化や舌骨上強化など多岐にわたります。
詳しくはこちらの記事でも解説しています。
またそれだけではなく、
これらの患者は低栄養に起因する低ADL、廃用症候群なども合併しており
離床が困難であるケースも少なくありません。
これらをきちんと評価できるかどうかが、地域で働くセラピストには求められます。
エポックで学ぶ嚥下評価技術は即実践的!
エポックでは定期的に嚥下機能評価の勉強会を行っています。
特に理学療法士、作業療法士が知っておくべき姿勢と嚥下との関係性については、
学んでおかなければいけません。
それは我々セラピストが姿勢評価のスペシャリストだからこそ
きちんと学んでおかなければいけない内容だと思っているからです。
嚥下機能は言語療法士の分野だから
確かに病院で働いているとそうかもしれませんが
訪問分野で働いていると、言語療法士が介入できる機会というのは
そんなに多くはありません。
だからこそ、我々理学療法士、作業療法士がスクリーニングでも
評価できる技術を身に着ける必要があるのです。
6月開催予定の姿勢の評価と治療というテーマのセミナーでは
誤嚥をいかに防ぐかという内容をお話しいただきます。
これから嚥下機能にも注目していこうと考えているあなたに
おすすめのセミナーになっておりますので
ぜひご検討いただきご参加を心よりお待ちしております。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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