腸活と聞くと、有名人がファスティングをしていたり、
食事制限をしていたり、サプリメントを紹介していたりと、
美容について取り上げられることが多いと思います。
しかし、腸内環境は美容だけでなく、
リハビリ分野においてもとても重要な評価項目であることを
あなたはまだ知らないのではありませんか？
- 腸活についてあまりよく知らない
- 腸活とリハビリの関係性って何？
- 腸内環境正常化をサプリメントに頼らずに行う方法を知りたい
今日はそんなお話です。
腸活は医療従事者なら知っておきたい常識です
さて、腸活と聞くと前述したように美容分野でよく耳にしますよね。
しかし腸内環境正常化と聞くと、健康という印象が強いと思います。
では医療従事者が知っておくべき腸活の常識とは何でしょうか？
例えば、あなたの患者様が便秘で4日目だとしましょう。
リハ職でこの状況について何が考えられるかを
即答できる人がいったい何人いるでしょうか？
便秘は放置しておくととても重篤な症状を引き起こすということは知っていると思います。
問題は、便が出なければ何が問題になるのかをまず押さえておかなければいけません。
特にパーキンソン病のような患者様で考えてみてはどうでしょうか？
どのような問題点が考えられますか？
- 排便回数が増えることによる転倒リスク
- 腸閉塞による血流障害
- 腹痛などの問題
様々なことを考えなければいけません。
そんな時に、あなたはどうしますか？
看護師や医師に薬を処方してもらうということも一つの方法かもしれません。
しかし、腸活という知識を持っていれば、
あなたが対処することも可能になるかもしれないのです。
腸活を知り便秘に対する対処法を学ぼう
さて、便秘の解消法については、様々な対処法があります。
エポック訪問看護ステーションのコラムでも、便秘解消の方法を書いていました。
この便秘、実は冬になると余計に便が出にくくなるって知っていましたか？
寒くなるとなぜ便秘になるのか？
その理由は主に３つ。
- 身体の冷え
- 乾燥
- 運動量の低下
です。
特に冬になると便秘になりやすいようですね。
そんな心当たりのある方もおられるのではないでしょうか？
消化機能の評価、排せつ機能の評価は医療従事者においては必須の能力です。
リハ職であれば、なじみはないかもしれません。
ですが、看護師さんに教えてもらうことで、新たな着眼点が増えてくるかもしれません。
もしあなたが腸活について全く知らないというのであれば、
ぜひ今日から勉強してみてはいかがでしょうか？
1月に開催予定の井上ハンナ先生による
～看護師からリハ職へ～ ホリスティック腸活で始めるセルフケアと医療連携
がもうすぐ開催予定です。
ぜひチェックしてみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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