先日、スタッフと少し議論になりました。
心リハという話になると、どうしても急性期のイメージになる。
回復期や地域リハのセラピストにも学んでいただくにはどうすればいいか。
確かに心リハというと、心肺運動負荷試験やCPXなどを使って
持続的な運動負荷をかけるということが重要になります。
しかしながら心臓リハビリテーションは少しずつ普及しており、
外来に通院して心リハを受ける患者さんは増えています。
最近であれば回復期病棟における心大血管リハの算定が取れるようになるというニュースが話題です。
そのため、回復期における心疾患の増加が目に見えて明らかになってきています。
その一方で、様々な理由から外来に通院できない患者さんが
多くおられることも事実です。
『回復期や在宅では生活で精一杯だから、心リハなんてやれない』
こうした言い訳はできなくなってきています。
心リハは今や急性期だけの問題ではなくなりました。
回復期や維持期での心リハの重要性を考えよう
2025年問題が迫る中、各自治体は地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいます。
そんな中、新型コロナウィルスの問題もあり、
多くの高齢者向けの体操やリハビリサロンのような集いの場が
有効活用されているとは思えません。
一方、循環器病対策基本法が施行され、
法令に従って循環器病対策の取り組みも行う必要が出てきており、
これら二つの取り組みは一部相互作用を有すると考えております。
広い意味での介護予防、地域での生活を支えるという視点、医療と介護の連携、
どれをとってもこれからの心リハに求められることです。
将来的には、地域包括ケアの1つのシステムとして心リハをベースとした
包括的疾病管理プログラムが求められていると考えております。
これは地域だけでなく、回復期でこれから在宅を視野に入れて考える上で
回復期病棟でもしっかり心リハを進めていく必要性も考えるということも重要になってきています。
そんな中で、皆様に回復期や地域の中で心リハを提供するために
必要なリスク管理とフィジカルアセスメントのセミナーをご用意いたしました。
回復期のリハビリにおける心リハの基礎知識と臨床応用|一括申込 – エポックセミナー
在宅・訪問分野ではなかなか医療器具が少なく、
心不全の病態を客観的に評価することができません。
だからこそ、体表面から理解できる症状をいかにくみ取って、
今の病態を理解するかが求められます。
患者様は自宅で生活することを望まれています。
しかしながらリハビリや日常生活をする中で運動過多になってしまって
病院に出戻りになるということは避けなければいけません。
特にリハビリの最中に急変を起こすなんてことは目も当てられません。
だからこそ、あなたが患者様の状態をきちんと把握して
安全な生活スタイルを提供する必要があるのです。
もしあなたが地域で働かれているのであれば
ぜひ以下のサイトに掲載されている状態はきちんと把握し、
考えうるリスク管理を徹底できるようにしてください。
回復期のリハビリにおける心リハの基礎知識と臨床応用|一括申込 – エポックセミナー
今後、個々の疾患・疾病を治療するだけではうまくいかない超高齢社会において、
あなたに求められることは、包括的な取り組みであると考えています。
その方法をあなたにお伝えしたいと思いますので、
ぜひご参加を心よりお待ちしております。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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