スポーツ事業部のオフィシャルブログの更新です。
前回のブログでウォーミングアップやクールダウンについて少し触れさせていただきましたので、今回はウォーミングアップについて説明させていただきます。
運動前にウォーミングアップを行うことは競技をするうえでとても大切ですが、目的をしっかりと意識して行えているでしょうか？？
コーチや監督から言われたから、とりあえずランニング…
そんな気持ちで行っている選手が存在していることも事実ですが…
ウォーミングアップはパフォーマンスを向上させるためにとても重要ですので、しっかりとポイントを押さえていきましょう！
ウォーミングアップの一番の目的は筋温を上昇させることです！
筋温が上昇することで、
① 筋肉が伸び縮みするときに必要なエネルギー（グリコーゲンや高エネルギーリン酸）の利用が促進され、素早い筋の張力発揮が可能になります。
② 筋や腱の粘り気を低下させ、伸びやすい状態にします。
③ 脳からの刺激を神経からそれぞれの筋肉へ伝える速度が上昇し、筋肉が縮む時間の短縮が図れます。
④ 酸素供給の比率が変化し、筋肉への供給量が多くなり、運動に必要な筋活動が行いやすくなります。
⑤ 関節内の潤滑液の量が多くなり、関節が滑らかに動きやすくなります。
このような変化が身体の中では起こっており、直腸温度（深部体温）が約38.7℃に上昇した時に身体的パフォーマンスが最大になるとされています。
筋温の上昇が不十分であれば…
筋肉の粘り気が強く伸び縮みに対して柔軟な対応が難しい状態のため、運動により筋や腱に対して負担が大きくなり、傷害が発生する危険性が上昇します。
また、筋温上昇以外にも
① 自身の身体を動かしたときの状態を確認する
② 運動に向けて集中力を高める
などの精神・心理的な準備を行うこと目的もあります。
パフォーマンスを向上させるために、
傷害予防をするために、
ウォーミングアップは重要です！！
スポーツ事業部は兵庫県・大阪府を中心に講演活動やチーム帯同をさせていただいておりますが、現在もサポートエリアを拡大しております。
チーム全体のパフォーマンス向上を図りたい！
選手の傷害予防を図りたい！
スポーツ事業部は全力でサポートさせていただきます！
ご相談やご連絡をお待ちしております。
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