病院の勤務時代、私は整形外科疾患を見ることが多くありました。
上肢から下肢まで一通りの疾患を診させていただきました。
・手首の骨折
・手指の骨折
・肩の骨折
・脊柱疾患関係
しかし、圧倒的に多かったのが、下肢の疾患でした。
大腿骨頸部骨折に変形性股関節症
変形性膝関節症や足関節骨折なども。
下肢の疾患の原因は、転倒がやはり多かったです。
リハビリは、元のADLに戻すべく、患者様と一緒にリハビリに励みました。
しかし、同じ病院に数年務めるとADLが戻り退院したはずが、また反対側の骨折をして戻ってくる患者様を見ることもしばしば
もとに戻っただけでは、リハビリは完了ではない。
原因が転倒なら、転倒しない身体を目指してリハビリを進めていかないといけない。
原因は、筋力や持久力などの問題が様々あります。
まとめてしまえば、バランス能力の低下です。
バランスを向上させるリハビリの手段は、あなたはいくつ持ち合わせていますか?
すっと思い浮かばず、10個以下だった方。
12月6日会場でお待ちしております。
あなたの担当の患者様が「もう転倒しない。心配ない。」
どのようにするべきか学ぶことができます。
もとに戻すのではなく、転倒しない身体を作るために。
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歩行動作獲得のためのバランス反応と運動療法~運動学的な思考過程での介入~
山川 雅史 先生(理学療法士)
日時:12月6日 10:30‐16:30
会場:市民交流センターよどがわ
http://seminar.ep-och.com/seminar/1282