年齢を重ねてくると様々な機能の低下や疾患のリスクが増えてきますが
代表的なものとして
高血圧や認知症があります。
そして、実はこの2つは関係があり、
血圧を正常範囲内でしっかりと管理できている人ほど
認知症になるリスクは低かったということが報告されましたので、ご紹介いたします。
血圧の正常範囲に保っていると認知症リスクが低くなる
これは中国の大学がアメリカの心臓協会の学会で発表したものです。
研究ではグループを2つに分けました。
高血圧の患者様を血圧管理強化グループと標準治療グループに分けて、
血圧が目標範囲内にある時間の長さ(TTR)と高血圧に伴う合併症の発症リスクについて調べたところ、
TTRが長い人ほど、認知症になる可能性が低く、
その数値はTTRが31.5%長くなると認知症発症リスクが16%低くなると報告されたのです。
また、それ以外にも心臓発作や脳卒中に関しても、TTRが長いほど発症リスクが低いということも
他の調査でも報告されているので、いかに血圧を正常範囲内で保つことが重要かということがわかりますね。
とはいえ、TTRが長いかどうかを把握するのは在宅では非常に難しいですが
血圧計が自宅にあるという患者様には1日に何度か自分で計測・記録して頂いてTTRを把握するのは大事かもしれません。
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認知症患者様のリハビリを考えるうえで、前述したように血圧に対するアセスメントは重要です。
つまり、認知症患者様は血圧が正常値から逸脱している可能性があるということは頭に入れておかなければいけません。
血圧の数値が変わっているということは、運動療法を行う上で注意が必要だということです。
脳血管疾患に移行する可能性もありますし、
急激な血圧の変動が起こる可能性もあります。
運動療法を処方する我々理学療法士や作業療法士において
患者様の急変は避けておかなければいけない問題です。
こうした患者様のリハビリを考えるうえで重要なことについてあなたも学んでみませんか?
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