肩関節周囲炎は多くの理学療法士を悩ませる疾患であるため
みなさんもかなりの量の勉強をしてきていると思いますが
どれも同じような内容だななんて感じている人もいるのではないでしょうか?
今回はそんな方のために独自のエビデンスに基づいた肩関節周囲炎のセミナーをご紹介します。
基礎から学ぶ肩関節疾患の病態理解とリハビリテーション|腱板損傷について – エポックセミナー
肩関節周囲炎のリハビリには法則があります
拘縮肩が作られるきっかけは、
痛みを伴う可動を繰り返すことにより
炎症状態が長引くことが原因です。
炎症を取り除くためには物理療法などを利用しますが
まずは「痛みを出さずに動かす」方法を理解し習得することが重要です。
そのためにはどの角度でどの靭帯が緊張するのか
どの肢位でどの筋肉が緊張するのかをきちんと理解しておかなければいけません。
そのためには解剖学、運動学を頭にたたき込む必要がありますが
なかなかイメージがつかないということはありませんか?
今回ご紹介するセミナーでは筋肉の付き方、どの組織がどのように影響しているのか?
拘縮肩がどの組織が動かなくなっているから
運動学的な動きが破綻しているのかなど
運動学や解剖学を徹底的に学びつつ
ここでしか聞くことのできないセミナーとなっています。
基礎から学ぶ肩関節疾患の病態理解とリハビリテーション|腱板損傷について – エポックセミナー
肩関節周囲炎のリハビリで考えるべき肩甲上腕リズムと鎖骨の関係
肩関節の治療は、肩甲上腕関節リズムが重要だという話をよく耳にすると思います。
その時に考えるべきことは、「肩甲帯とは?」ということです。
肩甲帯を構成する要素は
- 上腕骨
- 肩甲骨
- 鎖骨
- 胸骨
- 肋骨
です。
このときにどうしても、上腕骨と肩甲骨の関節面を考える人が多いですが
私自身しっかり確認しておかなければいけないと考えているのは、鎖骨です。
鎖骨は胸骨や肩甲骨に付着しており、肩関節の屈曲伸展運動においては、関節面は回旋の要素を必要とします。
しかしながら、五十肩や腱板損傷例ではこの回旋運動が阻害されてしまっており
うまく肩甲帯の動きが出ないという場面をよく目にします。
ですので、ぜひ一度鎖骨の動きをチェックし、しっかり関節面を触れるようにしてみてください。
肩関節周囲炎のリハビリは脊柱までの動きを確認する必要があります
肩関節の治療には肩甲上腕関節の機能解剖だけではなく
脊柱までも含めた評価が必要になります。
それはなぜか?
肩甲帯を構成する関節は
- 胸鎖関節
- 肩鎖関節
- 第二肩関節
- 肩甲上腕関節
- 肩甲胸郭関節
そして脊柱と多くの関節が影響しています。
最終的に肋骨を通じて脊柱まで到達していますので
肩関節の挙上を行うと脊柱まで連動して動くのですね。
つまり、全身をしっかりと評価する技術が求められます。
若手セラピストのうちは、どうしても肩甲上腕関節に注目してしまい
なかなか動きがよくならないといったことが多々あります。
しかしながら極論を言うと、肩甲上腕関節を触らなくても
脊柱を操作することで肩関節を治療することもできるのです。
(根本的な問題をまず解決することが必須ですが)
このように肩関節を治療するためには
動きをイメージすることが重要になります。
ぜひイメージ力を高めるために必要な技術を身に着けてみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
基礎から学ぶ肩関節疾患の病態理解とリハビリテーション|腱板損傷について – エポックセミナー
友達登録のクリックはこちらからおねがいします👇
理学療法士・作業療法士が臨床のヒントを探すならエポックセミナー
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士をはじめとする コメディカル、セラピストのための臨床に活きるセミナーがここにあります。 seminar.ep-och.com
関西の自費訪問リハビリならエポック
兵庫県・大阪府中心に自費訪問リハビリサービスをご提供しています。 2011年より、ひたむきに自費訪問リハビリサービスと向き合ってきた 私たちだからこそ、できることがあると思っています。 reha.ep-och.com
伊丹市・尼崎市の訪問看護ステーションならエポック
自費訪問リハビリで培ったノウハウを活かして、 訪問看護ステーションでも機能回復を目指した 看護・リハビリをご提供しています。 nurse.ep-och.com
阪急稲野駅JR猪名寺駅からスグ!カラダのことならエポックボディープラス
訪問だけじゃありません。 通えるリハビリもあります。 リラックスしたい方、カラダの相談したい方はエポックボディープラスへ! body-plus.ep-och.com