トレーニングをした後って頭スッキリしたり、集中力が増して、やる気になったり、
仕事が捗ったりしませんか?
実はそれは気のせいでもなくて運動によって分泌される物質が大きく関わっています。
では、どの物質かというと
- ノルアドレナリン
- ドーパミン
- セロトニン
です。
戦闘モードにさせるノルアドレナリン
ノルアドレナリンは激しい感情や強い肉体労働などでストレスを感じたときに分泌される物質です。
ノルアドレナリンが分泌されると交感神経の活動が高まります。
血圧や心拍数が上昇し身体を活動的にさせます。
過剰に分泌されると攻撃的になったりヒステリーになったり、パニックを引き起こします。
逆に不足すると無気力になってしまいます。
やる気を高める主役・ドーパミン
ドーパミンは前述のノルアドレナリンの前駆体です。
その効果は「やる気を出す」「快感や多幸感をもたらす」「集中力がアップする」「ポジティブになる」といった効果があります。
報酬系のホルモンになりますので過剰になると過食、買い物依存、アルコール依存、ギャンブル依存になります。
逆に不足すると無関心、性機能低下、運動機能低下を引き起こします。
感情の暴走をコントロールする・セロトニン
「幸せホルモン」とも呼ばれ心の安定に働くホルモンです。
ノルアドレナリンやドーパミンの働きを制御して自律神経のバランスを調整します。
ノルアドレナリンが神経を興奮させ、ドーパミンは快楽を増幅します。
前述のようにこの2つが強く働きすぎると攻撃的になったり、ギャンブルにハマってしまったりしてしまいます。
そこでこのセロトニンがコントロールして心身のバランスを保っているわけです。
ですので、このセロトニンが不足すると感情にブレーキが効かなくなって上述のような症状が出てしまうわけですね。
運動というストレスで身体を戦闘モードに
大昔なら走る、投げる、打つなど様々な運動は何のために行われてきたのかというと「闘争」であり「逃走」ですよね。
獲物を見つけたら走って追いかける。
獲物を捕まえるために素手や道具で攻撃をする。
勝てなさそうであれば走って逃げる。
こういった時に一瞬でも自分が隙を見せたりすれば自分の身が危険になるわけですから、強いストレスがかかるわけです。
そして、そのストレスを受けて自分の身を守るために
身体機能を高めたり集中力を高めたりするために
ノルアドレナリンが分泌されて交感神経を高めます。
そんな闘争から無事に生き延びて獲物という報酬を得る経験をすると
ドーパミンが分泌されますし、次にまた戦うとなった時に
その先にある報酬を思い出して、さらにドーパミンが分泌されて
やる気が出てくるというわけですね。
そして、このまま興奮系と報酬系の物質が分泌され続けると、興奮しすぎてしまうのでセロトニンの出番。
興奮しすぎないようにセロトニンが自律神経のバランスを整えてバランスを取ります。
自律神経が整うと「ゾーン」に入る
いかがでしたか?
ちなみにスポーツの世界では集中力が最も高まって、最高のパフォーマンスを発揮できる状態を「ゾーン」なんて言いますが、
実はこのゾーンは交感神経と副交感神経のバランスが50%50%になった状態とされています。
そして、ゾーンは何もスポーツだけの物ではありません。
皆さんも生活の中に運動をする時間を入れて「ゾーン」に突入!!
効率アップをしてみましょう。
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