リハビリの仕事で接する患者様の多くはご高齢になると思います。
そのため色々な疾患を抱えていますよね。
- 心疾患
- 呼吸器疾患
- 消化器疾患
- 精神疾患
- 泌尿器疾患
これらの疾患を抱えている患者様は多く、
臨床上問題になることも少なくありません。
そしてこれらの症状に対して筋膜を調整することで
症状の緩和を図ることができるということをご存じでしょうか?
今日は筋膜を調整することで内科系の症状を緩和させることができる方法論をお伝えします。
筋膜が原因の内科系症状もあります
筋膜は英語で「Fascia」と訳されています。
本来「Fascia」は筋肉だけを包んでいるものではなく、骨や内臓などあらゆる組織を包んでいます。
ですから、筋膜に問題が出てくれば内臓の動きにまで影響を与えて機能低下を引き起こすこともありますし
逆に考えれば内臓に問題があれば筋膜にも問題が出てきます。
一番わかりやすいところで言えば、腸蠕動ではないでしょうか?
筋膜のツッパリから腸蠕動が阻害され、便秘になるという症状は
筋膜治療の中では有名な話だと思います。
そして、筋膜にアプローチすることで内臓機能を改善することができるわけですが
運動器とは違って内臓の動きを評価するということは非常に難しいですよね?
そこで内臓機能に対しての筋膜アプローチとして提案したいのが
アナトミートレインと東洋医学の経絡治療を組み合わせた
筋膜リハスクール中級編です。
(初級編を未修でも受講可能です)
すでに痛みや痺れ、可動域や筋力といった運動器の問題に対するアプローチは終わってしまいますが
後半5回は
- 消化器疾患
- 呼吸・循環器疾患
- 脳血管障害
- 精神疾患
- 婦人科・泌尿器科疾患
といった運動器以外の様々な疾患に対する筋膜アプローチをお伝えします。
エポックの筋膜治療は東洋医学の経絡を用いて治療します
では、こういった内科系疾患にどのような筋膜アプローチをしていけば良いのかというと
そこで使うのがアナトミートレインと東洋医学の経絡治療です。
アナトミートレインを読んだことがある方ならご存知だと思いますが
アナトミートレインと東洋医学で「気、血、水の通り道」とされている「経絡」は同じ走行をしています。
また近年では「経絡は筋膜のことだった」などと言われています。
そして、東洋医学では経絡にそれぞれの内臓の名前がついていて、対応する内臓に気を送って働かせていると考えています。
そのため、内臓の機能低下は経絡上に何かしらの反応として現れるのですが、経絡を筋膜として考えた時に経絡の問題は
- 可動域制限
- 筋力低下
- 痛みや痺れ
といった筋膜の問題として現れるのです。
そこでスクールの後半5回では
- 各疾患における東洋医学的な考え方
- 各疾患における典型的なアナトミートレイン(経絡)の異常運動パターン
- それに対する経絡治療
- 伝統的な経穴治療
をお伝えします。
経絡治療を学ぶことで治療の幅を広げよう
東洋医学と聞くとリハビリ職種の方はまだまだ抵抗があるとは多いますが、東洋医学のエビデンスはどんどんと出来上がってきています。
大きな総合病院では「東洋医学科」「鍼灸治療科」といった診療科も増えていますし、医師のカンファレンスでも経穴(ツボ)の名前が飛び交ったりする病院もあるようです。
筋膜治療でもアナトミートレイン同様に流行した「筋膜マニピュレーション」でも使われる治療ポイントはすべて経穴が使われていますよね?
このように東洋医学を取り入れた治療は当たり前の時代が近づいています。
是非、この機会に東洋医学に触れてみませんか?
今日の内容に興味がある方はこちらのセミナーをチェックしてみてください
エポック筋膜リハスクール症状編 | 一括申し込みフォーム – エポックセミナー
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