人生100年時代といわれる昨今ですが、
実は人間の寿命のポテンシャルは思っているよりずっと長いそうです。
健康管理ができれば、125歳まで生きるのも理論上は可能って知っていましたか?
こう話すのは、寄生虫学の第一人者で新著『人生100年、長すぎるけどどうせなら健康に生きたい。病気にならない100の方法』(光文社新書)を5月に出版した、医学博士の藤田紘一郎先生です。
先生曰く、
人の寿命は『テロメア』という『寿命の回数券』の使い方で決まります。人の染色体を守っている構造体・テロメアは、生まれたときには約1万塩基対あるんですが、1年で50塩基対ほど減っていってしまうのです。これが約5,000塩基対まで減ると人は死ぬ。これが寿命の正体なのです
このテロメアが5,000に減るには100年かかるそうです。
病気などになると、テロメアが余計に減少してしまい、
100年あるはずの寿命はどんどん短くなります。
『寿命の回数券を減らさない』方法は、
まずは病気を遠ざけること、
そして抗酸化作用のあるものなど、
テロメアを守る栄養素を取ることが重要とはなされておられ、
いずれも、生活習慣、特に食生活の見直しが必要だそうです。
寿命の回数券を減らさないために
少しでも長生きできる生活スタイルを確立したいですね。
納豆しらすでヤセ菌を増やす
「腸には約200種類の腸内細菌がいて、
善玉菌と悪玉菌のほかに、そのどちらか優位なほうにつく日和見菌もあります。
日和見菌には、糖質を多く吸収するデブ菌と、
逆に糖質を強く吸収しないヤセ菌がいます。
腸内にデブ菌が多い人は太りやすいうえ、
がんの大きなリスク要因にもなる。
一方、ヤセ菌が多いと太りづらく、糖化しにくくなるんです」(藤田先生)
ヤセ菌を増やす食事は納豆しらす
ヤセ菌自体の餌になるのは納豆や海藻に多く含まれる水溶性食物繊維です。
さらに、納豆は血液をサラサラにする効果まである。
ヤセ菌が大腸のなかで優勢になると、『短鎖脂肪酸』が多くつくられます。
これは、血糖値を下げるインスリンの分泌をよくします。
このインスリンの働きをよくするには、カルシウムとビタミンDが欠かせないのですが、両者を多く含んでいる食品がしらす干し。納豆としらすはよくあうので、一緒に食べてもいいそうです。
いろんなダイエット方法を模索してみましたが
やはり腸内細菌を増やす方法はダイエットには欠かせないそうですね。
納豆しらす、どんぶりにしてもおいしいかも。
ぜひ試してみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。