EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、訪問看護ステーション、IT事業、Body +、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

あなたはなぜ上肢機能のアプローチに自信を持てないのか?

いつもお読み頂き、ありがとうございます。

 

リハビリテーション事業部の石原です。

私は現在、EPochで自費の訪問リハビリサービスと整体院の事業を行っており、日々ご利用者様の施術を行っており、その傍ら、EPochセミナーでも講師をさせて頂き、手指・手関節機能や上肢機能へのアプローチ方法について、講演させて頂いております。

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皆さんは手のリハビリテーションについて、どのようなイメージを持っていますか?

脳卒中片麻痺の症例であれば、上肢・手指の麻痺が重度になることも多く、また整形外科疾患でも痛みを伴う症状が多く、なかなかうまく治療が進まないと思うことも多いのではないでしょうか。

私も新人の頃は、治療に難渋することが多く、苦手意識を持っていました。

それではなぜ、手のアプローチに苦手意識を持ってしまうのか、治療に難渋をしてしまうのでしょうか?

それは手の特性にあると考えています。

人間の手は、日常生活を送る上で無くてはならないものの一つです。

人間を人間らしくしているのは手の機能と言っても過言ではありません。

その人間の手は、自分の身の回りのことをする時に使用するのでは無く、

・時には感覚器として、材質や温度を確認したり
・時には相手に送るサインの役割を果たし

・時には道具を使って人間の生活をより便利に豊かにしてくれます。

その多様性と個別性が非常に高い『手』のリハビリにはどうしても難しさを感じてしまうのだと思います。

 



例えば、寿司屋の店長さんが片麻痺になり、「仕事復帰したいので、手を動かせるようにしてほしい」と言われたらどうしますか?
この方は、実際に私の病院勤務時代にいらっしゃった方ですが、仕事復帰されて元気にお寿司を握っております。

勿論、私には寿司を握る技術はありませんが、私たちセラピストには普遍的な人体構造と機能的な特徴に対する知識があるはずです。

その知識と正しいアプローチ方法を駆使することで、寿司職人の手を治療することも出来るのです。

例えば、上肢機能へのアプローチとして、「物を掴む」動作を改善させる時、考えなければならないことは体幹・肩関節の固定性と安定性、肘関節のリーチ範囲、手関節・手指の構えなどですね。

全てを一気に評価することや、良くしていくためのアプローチはなかなか存在しませんが、一つ一つを丁寧に評価し、治療していくことはそんなに難しい事ではないはずです。

私のセミナーでは、上肢機能アプローチに必要な基礎的な解剖・運動・生理学の知識と臨床で培った経験を基にした評価やアプローチ方法について、紹介しております。

手・肘・肩・肩甲骨などを各構造をそれぞれ細かく理解して、それぞれに対して適切なアプローチを行えるセラピストになりましょう!

 

現在、私が講師予定のセミナーはコチラです!

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