ついに患者様をお呼びして
治療デモンストレーションのセミナーを開催することに決定しました!!
皆さんは麻痺上肢のリハビリテーションについて、どのようなイメージを持っていますか?
脳卒中片麻痺の症例であれば、上肢・手指の麻痺が重度になることも多く、
また整形外科疾患でも痛みを伴う症状が多く、
なかなかうまく治療が進まないと思うことも多いのではないでしょうか。
それではなぜ、手のアプローチに苦手意識を持ってしまうのでしょうか?
実際セミナーを色々受けてもどのようにしたらいいかわからない
そんなあなたには、治療デモンストレーションのあるこのセミナーをおすすめします。
実際の患者様をお呼びして治療現場を見ることができる!
人間の手は、日常生活を送る上で無くてはならないものの一つです。
人間を人間らしくしているのは手の機能と言っても過言ではありません。
その人間の手は、自分の身の回りのことをする時に使用するのでは無く、
・時には感覚器として、材質や温度を確認したり
・時には相手に送るサインの役割を果たし
・時には道具を使って人間の生活をより便利に豊かにしてくれます。
その多様性と個別性が非常に高い『手』のリハビリにはどうしても難しさを感じてしまうのだと思います。
だからこそ様々なセミナーを受けに行くけど、
理論だけではよくわからない、というあなたに、今回は実際の患者様をお呼びして
治療デモンストレーションを実施していただくことになりました。
理論だけではなく、実際講師がどのように治療しているのか
実習形式で見学できるから、とても勉強になりますよね!!
その知識と正しいアプローチ方法を学び、治療することで
麻痺の手を治療することも出来るのです。
例えば、上肢機能へのアプローチとして、「物を掴む」動作を改善させる時、考えなければならないことは体幹・肩関節の固定性と安定性、肘関節のリーチ範囲、手関節・手指の構えなどですね。
全てを一気に評価することや、良くしていくためのアプローチはなかなか存在しませんが、一つ一つを丁寧に評価し、治療していくことはそんなに難しい事ではないはずです。
このセミナーでは上肢機能アプローチに必要な基礎的な解剖・運動・生理学の知識と臨床で培った経験を基にした評価やアプローチ方法について、紹介しております。
手・肘・肩・肩甲骨などを各構造をそれぞれ細かく理解して、それぞれに対して適切なアプローチを行えるセラピストになりましょう!
最後になりましたが、治療デモンストレーションセミナーはこれだけではありません!
現在、ボバース記念病院の紀伊先生にもお願いしており
6月には治療デモンストレーションセミナーが実現する予定です。
ぜひお楽しみに!!