サルコペニア、最近よく耳にするワードですよね?
サルコペニアとは加齢に伴う筋肉量の減少や筋力低下を意味します。
国際疾病分類に登録されている紛れもない疾患です。
当然ながら加齢に伴いその患者数は増加していきますので、
超高齢社会である日本にはおよそ500万人以上の
サルコペニア患者さんがいると考えられます。
- サルコペニアって聞いたことがあるけど、あまり詳しくない
- サルコペニアに対するリハ栄養ってどうすればいいの?
- どんなアセスメントをすれば良いのかわからない
このような方は、今日の記事で少しは解決できるかもしれません。
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近年、話題のサルコペニアとは?
サルコペニアにも分類があります。
加齢のみが原因のサルコペニアを原発性サルコペニアと言います。
活動、栄養、疾患が原因のサルコペニアを二次性サルコペニアと言います。
栄養によるサルコペニアというのは、要するに飢餓によるものを指します。
今の時代に飢餓なんて起こるの?
と思われたかもしれませんが、起こり得るんです。
しかも、病院の中で。
飢餓というのはエネルギー摂取量が消費量より少ない状態が長時間続いた状態です。
残念ながら不適切な栄養管理により、このような状態は病院でも起こる可能性があります。
この場合、医原性サルコペニアとも呼ばれたりしますが、
こうならないよう多職種で1人の患者さんをしっかり診てあげる必要があります。
低栄養だけで言えば急性炎症や悪液質なども原因となりますが、
これらは疾患が原因のサルコペニアと位置付けられます。
このようにサルコペニアと一口で言っても、
原因は異なりますし当然アプローチも違ってきます。
サルコペニアのことをきちんと知っておくと同時に、
栄養介入の方法や効果についても理解しておく必要があります。
もし可能であれば、自分の患者様の栄養状態や摂取エネルギー量がいくらなのかを
計算してみても面白いかもしれませんね。
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