麻痺の回復は下肢と比べると上肢で残存しやすいと言われており、
上肢を使った様々な日常の動作が困難になります。
そのうちの一つで問題になりやすいのは洗髪動作です。
この記事では脳卒中片麻痺患者様の洗髪動作が困難な理由と、解決するためにおすすめのセミナーをご紹介しますでの
脳卒中片麻痺患者様の上肢機能や洗髪動作の改善にお悩みの方はぜひ最後までお付き合いください。
脳卒中片麻痺患者様の洗髪動作が困難な理由について考える
なぜ洗髪が困難になるのでしょうか?
理由は様々ですが、脳卒中片麻痺患者様は上肢の麻痺や、麻痺の程度が軽微であっても運動制御が障害されることが問題になります。
そのため、物理的に洗髪に必要な上肢の動きが制限されてしまい、洗髪が困難になります。
他にも様々な問題が起こり得ますので、他に考えられる問題点を挙げてみました。
①バランスの問題
洗髪をするためには、頭部を倒してシャンプーをする必要があります。
他にも非麻痺側上肢を挙上して頭頂部を触るという動作は、不安定な座面の上で重心移動を行いながら情報にリーチするという動作が含まれます。
そのため、バランスが悪くなっている場合や、座位や立位での姿勢制御が困難な場合は、洗髪が困難になることがあります。
②認知機能、高次脳機能の障害
認知機能の障害によって、洗髪の手順を理解したり、自分で行うことが困難になることがあります。
他にも身体失認等の高次脳機能面に問題が出現している場合は、洗髪動作においても洗い残しなどが考えられます。
③疼痛や不快感
頭皮の痛みや不快感がある場合、洗髪をすることが億劫になり、困難になることがあります。
これらの上肢の可動域制限や運動麻痺に対して、
徒手療法や運動療法を行ったり、実際にシャワーヘッドなどを使って動作練習をしたりすることで洗髪動作の改善を図る必要がありますが、なかなか難しいと悩む若手セラピストは少なくありません。
洗髪動作についてボバースインストラクターの理学療法士による特別講義が人気です
そこで今回は脳卒中片麻痺患者様に対して
洗髪動作を改善するためのリハビリテーションを理解するためのセミナーをご用意しました。
それが北山哲也先生の
PT・OT向け脳卒中片麻痺の上肢・手に対する評価とリハビリ|洗髪動作の獲得 – エポックセミナー
です。
講師の北山先生は理学療法士でありながら、
甲斐リハビリテーションクリニックの副院長に就いており、
ボバースインストラクターの資格をお持ちの脳卒中リハビリテーションのスペシャリストです。
人柄もとても柔らかい雰囲気で、講義もわかりやすく、
開催を重ねるごとにどんどん人気が高まっている先生です。
過去にも脳卒中片麻痺患者様の上肢機能に対するリハビリセミナーも開催していただきました。
良ければこちらもチェックしてみてください。
そんな北山先生から上肢機能のアプローチを学ぶことができる大変貴重な機会となっているので
脳卒中のリハビリでお悩みの方、特に新人のリハビリ職種の方にはとても勉強になると思いますので、ぜひご参加ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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