認知症を有する患者様のリハビリを行う上で
あなたが注意していることって何ですか?
認知症を有しているから、コミュニケーションがうまくいかない
というのは間違いだと私は思っています。
その方の生活習慣やできることって様々ですし、
一人一人認知症の症状は多岐にわたります。
しかしながら、認知症があるというだけで、こちらとのコミュニケーションが困難だと思われたり、何を言っても理解してもらえないだろうという先入観が、昔の私にもありました。
- 認知症があるから動作学習ができない
- 目標設定の方法がわからない
- 認知症患者様の評価や治療方法をどうすればいいかわからない
あなたにもこのような経験はありませんか?
私自身はこのように感じていました。
しかしながらそうではないと気づかせていただいたのは、このセミナーを受講してからでした。
その内容について今日は書いてみたいと思います。
認知症の患者様を担当するうえで重要なこととは?
【患者様の生活習慣、趣味など今までの過去に着目して対応する】
という考え方です。
1人1人認知機能が低下していたとしても、
患者様の生活習慣は意外と覚えているものです。
この1人1人の生きてきた環境その元を根本的にとらえて
患者様に対応するという考え方をパーソンセンタードケアと言います。
このパーソンセンタードケアという考え方を持つか持たないかで
患者様への対応方法は全然変わります。
今まで患者様は認知機能が低下しているから
何を言っても通じないと思っていましたが
認知症状にも程度があり、理解度は人それぞれです。
その認知機能をきちんと評価し、我々は患者様を取り巻く環境を
形成する皆様に提供していかなければいけません。
もしこれができれば、患者様の認知機能は改善していくと、
パーソンセンタードケアの提唱者は述べています。
大阪府立大学の有名講師による特別セミナー
さて、今回ご紹介するセミナーは大阪府立大学で活躍中の
田中寛之先生にお越しいただき、オンライン講習会を開催します。
テーマは【認知症の臨床的理解|目標設定と認知機能障害について】
田中先生の講義はなかなか受けたくても受けれるセミナーではありません。
もしあなたが認知症患者様への対応方法で悩んでいたり
その認知機能に対する評価方法を学びたいと思っているのであれば、
平日夜の1.5時間、2日間だけ時間をください。
仕事の間の空き時間に学ぶことのできるエポックセミナーを
ぜひご利用いただけますと幸いに存じます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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