- 理学療法士・作業療法士として自分の価値を上げるためには、資格の選び方を知りましょう
- 理学療法士・作業療法士以外の資格取得に没頭しすぎない
- 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が取得する資格にも色々タイプがあります
- 理学療法士・作業療法士が他の資格を取得する方法も様々です
- リハビリテーションの仕事を「突き詰めるか」、「広げるか」
- 理学療法士・作業療法士として深く切り込んだスペシャリストを目指すのか?広い視野を持ったジェネラリストを目指すのか?
理学療法士・作業療法士として自分の価値を上げるためには、資格の選び方を知りましょう
貴方は資格をいくつお持ちですか?
細かな資格を含めれば、数百以上の資格を取得している「資格マニア」なる方々の中にはリハビリ職者の方もいらっしゃいます。
一般企業においても、就職の際に資格欄が埋まっているかいないかで、
就職にも影響が出るからと、学生の内から多くの資格を取得している方も多いです。
そして理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の領域でも、より専門分野に特化した人材が求められており、ベースとなる国家資格に加えて、プラスアルファの価値が求められる傾向にあります。
今回は、
リハビリテーション現場で働く上で気になる資格取得
についてお話ししたいと思います。
理学療法士・作業療法士以外の資格取得に没頭しすぎない
なぜ人はたくさん資格を取ろうと思うのでしょうか?
・なんとなく不安だから
・付加価値がつく
・業務命令
・自分のスキルアップのため
・自分のモチベーションアップのため
・資格を取るのが趣味
不安である背景には、
「とりあえずセミナーにたくさん参加して、本を買うだけ買って、勉強した気になっている」
ということもあり得ます。
また、モチベーションやスキルアップを目的にするならば、
「今の仕事のやりがいを得たいと思うから」
と思う方も多いからでしょう。
資格を取るということは、その合否で勉強の成果が明確にわかるということです。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が取得する資格にも色々タイプがあります
一口に資格を取ると言っても「何を取得しようか」迷いますよね。
1)仕事のスキルとして取る資格(例:医師、理学療法士、鍼灸師、弁護士、美容師)
2)一つの分野の専門性を深める資格(例:認定理学療法士、呼吸認定看護師)
3)仕事の延長線上にある資格(例:福祉住環境コーディネーター、簿記検定)
4)プライベートにも活かせる資格(例:カラーコーディネーター、整理収納アドバイザー、食生活アドバイザー)
上記の様に資格と一口で言ってもタイプや種類は多岐にわたります。
理学療法士・作業療法士が他の資格を取得する方法も様々です
1日で取れる資格もあれば、
何年もかけて取る資格、
通信講座で自宅にいながら取れる資格、
実技研修が必須、試験が必要な資格
もあります。
なんでもかんでも、資格を取ればいいというわけではありません。
その資格を取ることだけで満足していないでしょうか?
名刺を肩書でいっぱいにするだけでは、その資格を取った意味・価値は半減してしまいます。
資格を取るには、貴方の大事な時間もお金も費やしていることになります。
どんなに簡単に取れる資格でも、毎日数時間、1~2か月は勉強する必要があります。
それを無駄にしないためにも、その資格を最大限に活かせる効果を得られる方がいいですよね。
だからこそ、
資格を取ろうとする際に、何の資格を選ぶか
は非常に大切になってきます。
資格を取らなくても、その分野のスペシャリストと認識されている方はたくさんいますが、
資格を持っていると、第三者から明確に「こういう人なんだ」と信頼を得やすくなります。
リハビリテーションの仕事を「突き詰めるか」、「広げるか」
先程、資格のタイプを4つあげましたが、
1)、2)のタイプは仕事に基盤を作り、その仕事に深みを持たせるためのものです。
つまりは、自分を直接的にグレードアップさせることができます。
3)、4)のタイプはその分野とは少し違った知識を得ることで、その人自身に幅を持たせるものと言えるでしょう。
これも完全に仕事と関係がないというわけではなく、サービス業など対人の職種の場合、その人となりが仕事内容にも現れるため、資格によって得られた知識が新たな視点となって、いつもと違ったリハビリアプローチをすることが出来る可能性もあります。
理学療法士・作業療法士として深く切り込んだスペシャリストを目指すのか?広い視野を持ったジェネラリストを目指すのか?
どちらも自分自身の価値を増やして、オリジナリティを作り上げていくことに変わりはありません。
その資格を得るために勉強し、
そして合格したという事実が自分に自信をつけてもくれます。
何より一番大切なのは、
それだけ学びの機会を得た
ということ。
次にステップアップする際に必要なことでもあります。
しかし、肩書を得ただけで満足しないことも大切です。
どの様な資格を取得して何を学ぼうと思うのか?
向かう方向性に見合ったものを取捨選択して、ご自分の価値を高めていってください。
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