あなたは普段から歩いていて踵や足の甲が痛いなと
感じたことはありませんか?
仮にあなたの体重が50kgとしましょう。
立っているとき、この体重はすべて足に加わっています。
それだけではありません。
足は同じだけの重さで地面から押し返されています。
このときの足にかかる床からの力のことを床反力と言います。
この床反力がきちんと分散されていないと
足に負担がかかってしまうのです。
それをきちんと分散させるには、
自分の足に合った靴を選ばなければいけません。
そのための方法をお教えします。
靴の評価はしてますか?
自分の靴のかかとに注目してみてください。
踵がすり減っているということは、
自分がどのように足を地面についているかということです。
普通に歩いていると踵の外側が減ってきます。
しかし極端に踵の外側が減っている場合は注意です。
極端に外側が減るのは、
足首が外側に傾いた状態で着地していることを示しています。
原因は、アーチの機能が低下し、
かかとの中央で着地できなくなっているからです。
また、ハイ・アーチ気味で、歩くときに足が外側に倒れている場合も、
こんな減り方になります。
逆に踵の内側が減っている場合、
かかとの正常位置で着地できず、足が内側に倒れ込み、
その結果、かかとの内側での着地になり、かかとの内側が減るのです。
もしこうした状態が続いているようであれば、
将来的に足の痛みを引き起こす可能性がありますので注意が必要です。
極端に減っている場合は、
お近くの靴屋さんやフットケアトレーナーという資格を持つセラピストに
相談してみてくださいね。
足の痛みを訴える患者様には靴のフィッティングも考えよう
このように、患者様の歩き方ひとつで、どこに痛みが出現するのかを予測する技術は
臨床の中で必要になります。
この技術は急性期から在宅分野においても、足部の評価技術として必要な技能になるのです。
足部は身体の土台に位置し、この部分が変化することは
全身に影響を及ぼします。
ですので、ぜひ足部のアライメントだけでなく、靴の影響も考えてアプローチできるようにしたいですね。
足の痛みを評価するために必要な技術をエポックセミナーで学べます
足部のアーチの低下で踵の減り方が変わるということも説明しましたが
実は足部だけでは説明がつかないこともあります。
足部のアライメント修正を行って治療効果が出たとしても
体幹や下肢のアライメントもきちんと評価しておかないと
足部のアライメントを調整してもまたもとに戻ってしまいます。
ですが、足部・足関節のアライメントを調整した上で、体幹の機能評価や下肢のアライメントや筋力の不均等を評価することで、
全体的な治療を考えることができます。
今回、フットケアトレーナーとして活躍中の理学療法士、保井亮汰先生にお越しいただきます。
フットケアトレーナーとは、足と靴が原因で起こる様々なトラブルを解析し、
正しい靴のフィッティングや問題解決知識を持ったスペシャリストに送られる資格です。
足部の専門的知識や触診、治療技術のカリキュラムを修了し、
病院や施設、またはスポーツ現場で活躍される方が取得されています。
もしあなたが
- 足部の機能と評価方法を学びたい
- 足部や足関節の介入方法を学びたい
- 靴の選定方法やチェック方法についても学びたい
- 患者様にどのように提供していけばいいか知りたい
と考えているのであればぜひおすすめいたします。
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