患者様にマッサージを提供した際に、マッサージをしたところが痛くなったという経験をしたという患者様に出会ったことはありませんか?
これは、筋肉に強い圧を加え過ぎた結果として起きる筋肉の炎症状態。
一般的に言われる「揉み返し」という現象です。
我々理学療法士や作業療法士は患者様のリハビリにおいて
多くの場合、マッサージやストレッチを多用します。
こうした現象を引き起こすことは多く、その理由について深く考えたことはありますか?
なぜ揉み返しは起こるのでしょうか?
今日は「揉み返し」についてお話しします。
理学療法士や作業療法士が覚えておくべきも見返しの理由
揉み返しは、
主にマッサージや整体の施術によって
筋肉(筋繊維とか筋膜)が損傷して炎症を起こす状態です。
施術の力が強すぎたり、施術するツボを間違えたりすると筋肉や筋膜が傷つき、炎症を引き起こすことで揉み返しが起こります。
痛みとか重さが1週間くらい続いたり、
痛みや重さが取れても症状が改善されていない、
または悪化しているということがあります。
筋トレをした後に筋肉痛になりますよね?
これは筋トレによって筋肉の繊維が傷ついたため起こります。
揉み返しも筋肉痛と同じように、施術に筋繊維が傷つくため起こるのです。
体が筋繊維レベルで怪我しているのと同じことなので、
体に良いとは言えません。
揉み返しが強すぎたり、何度も繰り返していると
傷ついた筋肉が修復される過程でより固く凝ったりしてしまうため更に注意が必要です。
揉み返しを引き起こさないために必要なこととは?
「いっぱい押してください」
「力は強めがいいです」
という要望を頂きますが、
押す力は強ければ強いほどいい、という訳ではありません。
逆に強すぎる力が筋肉を痛めつけ、
揉み返しの原因となってしまう可能性があります。
本来であればそこまでの強さを加えなくても、
もしくは加えない方が効果はある場合でも、
強く押されるほど効いている「気になっている」だけ、というパターンもあります。
痛みを感じるほど押さなくても、
効果は得られます。
その証拠に、軽めのストレッチやリラクセーションでも
筋肉のコリが収まったということも経験したことがあると思います。
それはアルントシュルツの法則によって、
中程度の刺激が組織の働きを亢進し、筋肉の緊張が弛緩しているわけです。
また、マッサージだけでなく、
ストレッチやセルフエクササイズも取り入れながら
皆様お一人お一人に合う施術方法を選択して取り入れていく必要があります。
特にストレッチ技術は徹底的に学んでいくことをおすすめします。
なぜなら臨床の中で理学療法士や作業療法士が頻繁に使用する技術だからです。
理学療法士・作業療法士向け筋の触察と股関節痛を軽減させる個別筋ストレッチング技術 – エポックセミナー
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