皆さんは末梢神経障害や脊髄神経症状について
きちんと理解できていますか??
自分の身体で理解できる内容としては、正座後の足のしびれですね。
これについてどういう原理で起こっているのか、
どういう回復過程を辿っているのかを説明できますか??
今日はこの疑問を解決できるエポックセミナー
【腰椎部疾患の病態理解と評価・リハビリテーション】についてご紹介します。
日程は6月30日、大阪にて開催予定です。
末梢神経症状が起こった!あなたはどう対処しますか?
末梢神経障害の有名なところで言えば坐骨神経痛や
腓骨神経麻痺でしょうか。
これらの原因は筋であったり血管性であったりしますが
それらの原因を特定することはできても
どういう原理で起こっているかを理解していますか??
「どんな原理でもその問題点を解決できればいいんじゃない?」
確かに結果を出すためにはそれでもいいかもしれません。
でも今回このセミナーを開催するにあたって皆様に考えていただきたいのは
「神経損傷の患者様を担当するときに、神経生理学をきちんと理解していなければ治療はできない」
ということです。
(神経損傷・・・脊髄損傷を担当することはないよ。。。)
という声が聞こえてきそうですが、ここで考えていただきたいのは
神経の基礎知識を理解してほしいということです。
これが理解できていれば、末梢神経損傷だろうが脊髄損傷だろうが
治療プログラムをたやすく立てることができますよ。
狭窄症や椎間板ヘルニアを元に、神経症状を学ぶ
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症は、椎間板の退行性変化の中で生じる
代表的な腰・下肢痛を引き起こす疾患です。
その原因についてはアライメントの評価から、神経学的評価、
整形外科的テストなどの評価技術が必要になります。
あなたはその技術をきちんと評価できていますか?
ここで一つ問題です。
L5レベルの神経症状が起こっているとして、
どのあたりの筋肉や皮膚分節に問題が起こっているかを
答えることができますか??
これが答えられるあなたには
この画像が頭に入っているはずです。
わからなくても大丈夫!!
答えられなかったあなたにはこちらのセミナーをおすすめします。
感覚障害の評価やMMTでその損傷部位を理解することができますよね。
とても大切な評価方法です。覚えておいてくださいね。
神経生理学を学ぶ意義とは?
神経生理学をなぜ学んでおかなければいけないのか。
それは脳画像の評価をすることと少し関係してくるところがあるかもしれません。
まず、神経というものは断裂してしまうと、断裂した先からワーラー変性を起こしてしまいます。
つまり不可逆性のものであるということを理解しておきます。
たとえば膝関節のTKA術後の患者様で、
部分的に皮膚の一部に感覚障害を訴える人がおられたりしますね。
それは意図的に大腿神経の前皮枝を切っていることによって起こる
感覚障害になります。
つまり切断しているため、切断部分より先はワーラー変性を起こしますので
この感覚が戻ることは難しいと考えられます。
しかしながら坐骨神経障害のように、筋による圧迫であればどうでしょうか?
圧迫が起これば、ある現象が起こるため、神経伝導速度が低下します。(詳しくはセミナーで!)
では、どうすればそれが改善するのか!?
どういう機序で改善していくのか?
ここを考えられるからこそ、セラピストは国家資格保持者なのです。
ただ症状改善のためにアプローチを覚えるだけなら、
マッサージ師にでもできます。
私たちは臨床家でもあり、科学者です。
人体という科学(化学)の結晶について理解を深め、理論的に考察し、
その内容を患者様にわかりやすく説明し、治療を行う必要があります。
だからこそ、あいまいな部分をあいまいにしておいてほしくはないのです。
そして何よりこの分野のセミナーは圧倒的に少ないと思います。
受けられるのはココだけかもしれませんよ!!
講師は脊髄のスペシャリストとして有名な名古屋学院大学の青木先生
青木先生は脊髄損傷や末梢神経障害について数々の研究に携わられています。
今回脊髄損傷のセミナーをお願いするにあたり、
ある講師からの推薦で、青木先生をご紹介いただきました。
先生のお心遣いもあり、臨床の中で担当しやすい椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症をもとに
脊髄の基礎医学をわかりやすくご講義いただきます。
セミナーではその評価や治療実技についても
取り入れていただき、わかりやすくご講義いただく予定です。
神経症状をもつ患者様を担当している若手セラピストにおすすめのセミナーですので
ぜひお誘いあわせの上、ご参加をお待ちしております。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。