どれだけ優れたデザインのサイトを作っても、
どれだけ素晴らしいライティングを掲載しても、
サイトの訪問者に伝わらなければ意味がありません。
ウェブサイトは徹底して、
使いやすく分かりやすくあるべきですが、
では、どうすれば「使いやすい・分かりやすい」
ウェブサイトづくりが出来るのでしょうか。
今日は、ソニー損保のコンテンツ企画部長 片岡 伸浩 氏が作成した、
ウェブサイトを制作する上で大切にしなければいけない
行動指針十ヶ条「わかりやすさのその先へ」を紹介します。
壱、
コンテンツの良し悪しは、顧客が判断するもの。
「正しい」と「伝わる」は全く別物だ。
弐、
我々が創るコンテンツに完成はない。
永遠のベータ版と考えろ。
参、
過去の慣習やルールに縛られるな。
できない理由を探すより、できる方法を考えろ。
四、
ライバルはもちろん、異業種や海外の
優れた事例にアンテナを張れ。
五、
「守備範囲」という考えは捨てろ。
変化に応じて拡張し、成長せよ。
六、
どんな単純に見える仕事でも
「自分の付加価値」をつけろ。
七、
完璧を目指しすぎるな。
それは単なる自己満足だ。
その時間で次の新しいことを考えろ。
八、
課題はできるだけ分解し、本質を探れ。
九、
他人がまとめた情報を過信するな。
時には自分の目と耳で生の情報に触れろ。
十、
「失敗」は次の「成功」のチャンス。
経験や知識をチームで活かせ。
ウェブ関係以外でも通用しそうな、
問題解決の手法や、情報共有の重要性が織り込まれています。
それぞれの標題をよく吟味し、
この価値観を大切にしていきましょう。
