新型コロナが流行して約1年半。
ワクチンの普及によって一旦は落ち着きを見せ、アメリカでは終息宣言。
アメリカではバスケや野球をはじめとしたスポーツ観戦は
収容人数の制限が解除されて、
パンデミック以前と変わらない熱狂を生んでいます。
そんな中で、
新型コロナウィルスもデルタ株など新しい型が出現し、
感染者数は再び増加の一途を辿っています。
そして、日本人メジャーリーガーで
レッドソックスの澤村拓一投手が新型コロナに感染した
という報道が流れました。
レッドソックスはメジャーリーグ機構が推奨する
チームスタッフのワクチン接種率85%を下回っており、
チーム内での感染が急速に拡大し、
主力選手達が次々と故障者リスト入りしていたところでした。
ちなみに澤村投手はワクチン接種を済ませており、
免疫獲得後でも感染する
「ブレークスルー感染」
のようです。
今回の新型コロナではワクチンを接種すれば安心
と考える人も多いようですが、
ワクチンと接種しても感染リスクはゼロではないんですね。
というわけで、今回はワクチンについてお話しします。
ワクチンの効果とは
人の身体はウィルスや細菌に感染すると
身体の中で「抗体」が作られ、
新たに外から侵入してくる病原体を攻撃する仕組みができます。
これを「免疫」と呼びます。
この免疫の仕組みを利用したものがワクチンです。
ワクチンを接種することで
予め免疫を作り出すことで病気になりにくくします。
ワクチンには副反応と呼ばれるものがあり、
まれに発熱などを起こすことがありますが、
実際に感染した時よりも症状は軽く、
周りの人にうつすということがありません。
100%ではないが感染リスクは大幅に下がる
新型コロナウィルスのワクチンで
一般的なものがファイザー製やモデルナ製となりますが、
ワクチン先進国のイスラエルでは
従来型のウィルスに対して発症を防ぐ効果が90%以上あったとされています。
その後、イスラエルではコロナウィルスの主体が
デルタ株に置き換わってしまったため
感染の再拡大が起きてしまいましたが、
それでも発症を防ぐ効果は約60%と下がったものの、
それでも半分以上の発症を抑える効果があるのです。
またデルタ株に感染したとしても
入院する必要のないレベルの症状で
抑えられている人の割合は90%以上
と高い数値を維持しています。
アメリカの疾病予防管理センターでも
「ワクチン接種を済ませた人が
ブレークスルー感染で亡くなる可能性は0.001%未満に留まっている」
と報告しています。
つまり、ワクチンを接種していれば
たとえデルタ株であろうと、
発症リスクは十分に減らすことができ、
さらに重症化もほぼ抑えられているということです。
澤村投手はワクチン接種済み?
となると、気になるのは澤村投手がワクチンを接種しているかどうかですよね。
気になる答えは・・・
接種済み!!!!
なので、重症化リスクは極めて低いでしょう。
もちろん、可能性は0ではないのですが、
とりあえず安心しても良いのではないでしょうか?
澤村投手、しっかりと療養してシーズンの残りを大暴れしてほしいですね。
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