※こわい=硬い、やわい=柔らかい
側方抑制で骨を捉えるコツ
いつもご覧いただきありがとうございます。
セミナー事業部 四国地区担当の中山です。
今回は8月16日(木)に開催予定の香川県ナイトセミナー
タッチの再考part2のご紹介です。
熱帯夜に負けず、熱いセミナーを開催しますよー(^^)
6月に開催しましたpart1ではタッチの概要について一緒に学びましたが、
今回は骨・筋膜・皮膚に分けて、より臨床的に実技も交えて共有していきます。
まずは骨のタッチ
関節モビライセーションなどの手技で効果を上げるためには、
骨をしっかりと把持しなければいけません。
とは言っても一番深層にある骨に直接タッチすることは難しいので
実際には皮膚や筋、軟部組織を介して骨に間接的にタッチしていると考えます。
セミナーでは、セラピストの脳内での側方抑制を利用し、
間接的な骨ヘのタッチのコツを共有してみます!!
このように『感覚』としては入力されていますが、 『知覚』として処理される際に優先順位をつけて、 他の感覚の入力を抑制していることを『側方抑制』と言います。
神経生理学ってセラピストのタッチに活かせるの? - EPoch Official Blog
膜の繋がりとアナトミートレイン
次に筋膜のタッチ
最近ではテレビでもよく取り上げられるようになった筋膜。
実は膜は名前を変えながら、全身が同じ膜で繋がっているとも言われています。
関節の部分であれば関節包、お腹の内臓の周りは腹膜…
セラピストが関節可動域制限や筋力低下などの機能障がいや、
疼痛の原因を考える際に、遠隔部位からの影響や
その患者様のこれまでの社会生活(仕事や生活習慣)も考慮しなければなりません。
その時に筋・筋膜の連結を示すアナトミートレインが一助となります。
今回は筋膜へのタッチとアナトミートレインを考慮した評価と介入による変化も体感してみます。
皮膚ナデナデ法で筋出力を即座にアップ!!
最後に皮膚のタッチ
皮膚にはたくさんのレセプターくん達が住んでいます。
また、皮膚にも動きの流れがあると言われています。
※感覚受容器の詳細は9月のナイトセミナーにて
ということは皮膚へのタッチを工夫するだけで、
関節可動域や筋出力、身体図式など、
様々な変化を起こせる可能性があるのです(^^)
セミナーでは皮膚への介入で筋出力をアップさせたり、
手袋を利用して協調性を向上させたりと、即座の変化を起こしてみます!!
セミナーでは午後の時間をたっぷりと使って、 皮膚や筋へのタッチの仕方も確認しながら、 即座に動きが軽くなることを体験し、 受講生の方々はその変化に驚きの表情を浮かべていました(^^)
そんなに変わっていいの!? 驚きのセミナーを紹介! - EPoch Official Blog
前回のセミナーでも体験して頂きました!
本セミナーはこんなセラピストにオススメ
- 柔らかいタッチが苦手
- 関節モビライセーションの技術を向上させたい
- 機能障がいを多角的・全身的な視点から評価・解釈したい
- 皮膚に対して評価・介入の経験がない
- 患者様が自分でさする時の一工夫をアドバイスしたい