医療業界ではエビデンスに基づいた治療が基本となっています。
そして、それはリハビリでも同じです。
しかし、最終的に治療の成否を分けるものの中で
私が特に重要だと思っているところは『感じる』というところです。
特に膝関節のリハビリにおいては、どの組織が制限を起こしているのか
何に対してアプローチをすべきかは、しっかりと基礎医学を理解して
感じながら治療を考えなければいけません。
これは膝関節に限らずリハビリをしていく中で、様々なことを感じると思います。
感覚とは一般的には、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5分類で、ここから五感と呼ばれる。
最近では六感や七感とか言われていますが、そちらは今回は置いておきます。
リハビリ(治療)をしていくうえで、この五感をフル活用していますか??
特に視覚・聴覚。触覚は強く意識することが多いと思います。
膝関節の屈曲可動域制限を理解するために必要なこととは?
例えば膝関節の疾患(TKA、骨折、靭帯損傷等)で膝関節の屈曲80度で制限がある膝関節があるとします。
どこをどのように見てどのように感じるか…。。
とても重要なことだと思います。
・熱感
・発赤
・腫脹
・皮膚の状態
・形態変化
・膝蓋骨の向き
・大腿骨と脛骨のバランス
……等々
それが関節運動を伴った時にどう変化するのか、安静時とどのように違うのか、
また、正常時・反対側(健側)と、どう違うのか。
もちろん、平面だけで、診ていてはいけません。
3Dで確認してくださいね。
膝窩のあたりの状態や、膝蓋大腿関節のあたりや…。。。
目では見えないところも、しっかり感じる必要があります。
教科書・参考書を見ても、2Dで平面ですよ(最近はタブレット端末が活用されてきているので変わってきているかもしれませんが…)
2Dもしくは活字で理解したことを頭の中で、3Dに展開する。
そこに治療してきた中で『感じた』内容をマッチングさせて答え合わせをする。
実に普通のことですね。
けど、感覚の精度が上がれば、より精密に判断することができると思います。
感覚の一つ一つには限界があります。
必ずそこで得た情報をミックスしてフル活用してみましょう。
いままで、見えていなかった景色が見えると思います。
分からなかったことが繋がったり、また新しい問題が見つかったり…。
これこそがリハビリの醍醐味だと思います。
膝関節の屈曲制限について学ぶならエポックセミナー
さて、先ほど例として膝関節の屈曲制限を挙げさせていただきましたが、実際に膝関節の屈曲制限が問題となっている患者様は非常に多いですよね。
あなたはそんな膝関節の屈曲制限について原因やアプローチ方法について自信を持って理解していると言えますか?
もしも、そうでないのであればこのセミナーを受講してみてください。
それが猪田茂生先生の
です。
理学療法士のための膝関節屈曲制限における制限因子の推測方法と運動療法 – エポックセミナー
膝関節疾患といえば、代表的なのが変形性膝関節症ですし、TKA術後のリハビリです。
手術では関節面をしっかり適合させますので、関節の構造上は正常可動域が獲得できるように手術を行っています。
それでも制限が生まれてしまうというのであれば、それは関節面以外に制限因子があるということであり、そうであればリハビリで解決できる方法があるはずなのです。
このセミナーではタイトルの通り、膝関節の屈曲制限の因子とそれぞれに対するアプローチ法についてしっかりと解説していただきます。
少しでも気になった方は必ずご参加ください。
理学療法士のための膝関節屈曲制限における制限因子の推測方法と運動療法 – エポックセミナー
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