この秋に日本ボバース研究会の元会長、
伊藤克浩先生が来阪予定です。
伊藤先生は山梨リハで活躍されておられ、
プロサッカー選手なども担当されておられることでも有名ですね。
今回のセミナーは実技講習を徹底的にしていただくため、
大人数でのセミナーではありません。
前回のセミナーでは実際の患者様の例題を出していただくとともに
歩行に対する実技を徹底的にお話しいただきました。
また、神経学的な内容についても触れていただいておりますので
なぜ連合反応が出現するのか、どのような機序で回復過程を取るのか
とても分かりやすくお話しいただきました。
ぜひ興味がある方は以下をクリック!!
さて、今回のテーマは『歩行』がテーマです。
体幹機能の評価と姿勢制御についてお話を頂いた上で
歩行につなげる治療手技を学ぶことができます。
脳卒中者の歩行障害に対する従来の運動療法は、
潜在能力がかなり高い症例であっても
画一的に4点杖を用いた3動作継ぎ足歩行からスタートして、
「杖・右(麻痺側下肢)・左(非麻痺側下肢)」と号令をかけ、
まるで随意活動の一部のような方法で歩行練習が行われてきた傾向があります。
しかしながら、そのような歩行練習は全ての脳血管障害の患者さんに適応するとはいいがたいと知っていましたか??
このエポックセミナーを受けると・・・
・姿勢制御機構の基礎知識を学ぶことができる。
・歩行に必要なバイオメカニズムを学ぶことができる。
・体幹機能の評価方法や治療について実技を通じて学ぶことができる
・症例に合わせた歩行動作の練習法を学ぶことができる
歩行動作はリズミカルに動かすことが大切です。
なぜなら下肢の筋活動は脊髄CPG(中枢性パターン発生器)による
自律(自動)的な要素が深く関わっているからです。
しかし、歩行動作の練習の中で三動作のような形を
経由して歩行練習をしている場面が多々見られます。
しかし私達の歩行はそのようなパターンは取らないですよね。
『片麻痺者の典型的な歩行は療法士によって作られている可能性がある』
と伊藤先生はおっしゃっています。
今回のセミナーは
『いかにキレイな歩行パターンを獲得するか、そして実用的な歩行動作を獲得するか』
がテーマになっています。
大人気セミナーのため、お申込みはお早めに
その他のセミナーも沢山ありますので、
是非ともご覧ください。