前から話題になっている白湯(さゆ)
芸能人の方の間でも取り入れている方が多く、
健康・美容にいいと言われていますね。
これだけ注目されてはいますが、
たかが水にそんな効果があるのか、と思う方もいるのではないでしょうか?
たかが水、
されど水、
です。
今日は白湯の効果を改めてお伝えします。
白湯の効果とは?
体を内側から温めることで健康を促進する、
というのが、白湯の持つ大きな効果です。
およそ50℃の温かい白湯をゆっくり飲むことで、
体の内部をゆっくり温めることが出来ます。
人の身体が1日に必要とする水分量は、
体型や男女差もありますが1.5~2Lと言われています。
そのうち1~1.5Lを水として摂取する必要があります(残りは食事から)。
冷たい水を飲むと、体の内側から冷やしてしまうことになります。
その点白湯は、体を冷やさずむしろ温めながら水分補給をすることができます。
実は内臓温度が1℃上がると
基礎代謝も10~12%上がると言われています。
基礎代謝があがることで脂肪燃焼効果が期待でき、
ダイエット効果も期待できます。
女性の冷え性も血行不足が原因で、冷え性になるとむくみや肥満に繋がってしまいます。
白湯を飲むことで全身の血行が良くなり、冷え性改善にも効果的です。
また、内臓が活発に働くと消化機能が促進されるます。
その結果便通が良くなり、老廃物が排出されたことで肝臓や腎臓の働きも改善します。
循環が良くなり新陳代謝も上がるので美肌効果もあります。
女性にとってうれしい効果がたくさんですね。
白湯を飲むなら朝起きてすぐ
白湯を飲むタイミングは、
朝起きてすぐと、食事中がおすすめです。
がぶがぶ飲んでしまうとせっかく飲んだ水分が血管に吸収されずに、
そのまま尿として排出されてしまいます。
一度に大量の水を取ると血液が薄くなる、
腎臓に負担を掛けてしまうので気を付けましょう。
一口ずつゆっくり5~10分かけて飲むのが良いとされています。
人は睡眠中コップ一杯程度の汗をかくと言われているため、
体を目覚めさせ失われた水分を補うためにも、起き抜けの白湯は効果的です。
食事中に飲む場合も、一口食べては一口飲む、
というのが正しい飲み方と言われています。
こうすることで食事中ののどを潤し、消化を助け、消化器への負担も減らすことができます。
食後に飲むと胃液を薄めてしまうため、避けるべきとも言われています。
正しい白湯の作り方とは?
【材料】
①きれいな水
②やかん
【作り方】
①やかんに水を入れ強火にかける
②換気扇をまわす
③沸騰したらふたを取り湯気が出るようにする。弱火にする。
④そのまま10分から15分沸かす
この作り方をすると水の中にある毒素やカルキを抜くことができて、
より効果を高めることができます。
でも、きちんと白湯を作ろうと思うとなかなか大変ですよね。
そんな時は電気ケトルで沸かして覚ますだけでも十分ですよ。
私は電子レンジでチンする時もあります!
冷えが気になる季節が近づいてきました。
白湯を取り入れて、いつでもポカポカ温かい体で健康を保ちましょう!