「良い姿勢になりたい」
と思うことはごく自然のことであり、
良い姿勢であれば見た目も美しく、
もちろん身体の不調も起きにくくなります。
よく言われる良い姿勢とはどんなものなのでしょうか?
- 【point①】骨盤の動きを意識して、背骨を常に動かしておく
- 【point②】頭の位置を首の上に持ってくるように意識して、顎を引く
- 【point③】肩甲骨と背骨を結ぶ筋肉を運動させる
- 簡単なエクササイズを紹介
背筋が一直線に伸び、膝も骨盤もどちらにも曲がったり、
歪んだりせず真直ぐな状態をイメージするかもしれません。
背中が丸まっていたり、腰が反りすぎていたりする姿勢は、
とても良い姿勢には見えませんよね。
確かにその通りでありますが、
私が考える「良い姿勢」の定義はもう少しだけ違います。
それは「無理なくまっすぐになれているか?」ということです。
例えば、小学生たちが運動会などの行進で、
背筋をピーンと伸ばして歩いている姿を見て、
「キレイな姿勢だな」と思いますか?
確かにキレイはキレイなのですが、どこか違うんですよね。
なぜなら、彼らは頑張って背筋を伸ばしているからです!
逆に、モデルさんがウォーキングなどをしている時、
上半身や首回りの無駄な力が抜けて
自然体なのにキレイな姿勢に見えたりしませんか?
無理なく自然体で、でも真直ぐキレイに背筋を伸ばすということは
とても大切な要素となります。
それでは、具体的にどのようなことに気を付けなければならないのでしょうか?
普段の生活で気を付けなければならないポイントをお伝えしたいと思います。
【point①】骨盤の動きを意識して、背骨を常に動かしておく
骨盤は椅子に座って作業していると、常に後に傾き固まってしまいます。
そうすることで、その上に乗っている背骨までが硬くなってしまうため、
デスクワーク中も定期的に骨盤を前後左右に動かしていきましょう。
また、骨盤を動かすことで腹部のインナーマッスルも働き代謝もよくなるので、
ダイエットにも効果的です!
【point②】頭の位置を首の上に持ってくるように意識して、顎を引く
本来、頭の位置は首から身体に支えられるように
頭蓋骨の真ん中に首が来るようにしなければなりません。
しかし、昨今のインターネットやスマートフォンの普及により、
画面をのぞき込む癖がついてしまっている人は
頭が前に出て、顎が挙がってしまっていることが多いと思います。
そのような姿勢では頭から姿勢を崩してしまい、
結局立った時の姿勢も頭が前に飛び出ししまうため、
猫背のような姿勢になってしまうことがあります。
簡単な対策ですが、まず顎を引くことで目線が下に下がります。
その視線に合うように頭の位置を動かせば、
それが頭と首にとって良い位置関係だと言えると思います。
【point③】肩甲骨と背骨を結ぶ筋肉を運動させる
この筋肉は菱形筋と言って、肩甲骨と背骨を繋いでいる筋肉の一つです。
背骨の胸椎という首の骨のすぐに下にある背骨を支える大切な筋肉ですが、
この筋肉の収縮力が無くなってしまうことで、
肩甲骨は外にズレてしまい巻き肩になり、
首も前に出て行ってしまうなど、
姿勢を悪くする原因となってしまいます。
簡単なエクササイズを紹介
ここでは簡単なエクササイズをご紹介したいと思います。
頭の後ろに両手を置いてください。
左右の肩甲骨が背骨に寄っていくように力を入れてください。
筋肉をぐっと力を入れて収縮させることで、血流が良くなり
凝り固まった痛みなども楽にしてくれます。
是非お仕事の休憩中などに試してみて下さい!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。