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3人に1人は苦手意識を持っている脳画像を今から学びませんか?

f:id:EPoch:20210927084353j:plain臨床では様々な患者様を担当する理学療法士や作業療法士は多いはずです。

 

中でも多系統萎縮症や進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症など

神経難病に属する患者様を担当する機会もあるでしょう。

 

これらの患者様は様々な症状を呈し、

症状の出方も一定ではありません。

そんな時に重要な脳画像の評価があなたはできていますか?

 

  • 脳画像をどこから見ればいいかわからない
  • MRIとCTの違いとは?
  • どこにどんな機能があるか実はあまり知らない

 

こうした悩みは今からでも解消は可能です。

そのために重要なことについて考えてみたいと思います。

 

若手理学療法士や作業療法士必見|脳画像はまず機能局在から覚えよう

脳画像をどこから見ればいいかわからないという悩みはよく聞きます。

そんな時におすすめなのは、

まず全体の印象から調べることをおすすめします。

 

  • 大脳であれば、しわが多い
  • 小脳は梨の形
  • 被殻や淡蒼球はくの字型をしている

 

など、どんな形でもいいと思います。

イメージをしっかり持つことが大事。

そこからどんな機能があるのかを覚えていくことがいいと

私は若手セラピストの時に先輩に教えていただきました。

 

最初は何を見ているのかいまいちよくわからないものでも

イメージでどのレベルを見ているのか

をしっかり見れるようになれれば

どのような機能が障害されているかがわかるようになります。

 

脳の機能局在をしっかりと理解して、脳画像の読影の段階でどのような症状を呈するのかを推察することができれば、

初期評価はもちろんのことリハビリのプログラム立案も非常にスムーズになります。

 

若手理学療法士や作業療法士でも大丈夫|脳画像を基礎から学びませんか?

前述した神経難病における多系統萎縮症や進行性核上性麻痺は、

脳幹や小脳機能が徐々に委縮していく神経難病として有名です。

 

これらの患者様を担当するにあたって、

定期的な脳画像の評価を行うことでどのような問題が出現するのか、

どのような場所が委縮してきているのかを理解するためには

脳画像の評価は欠かせません。

 

特に脳幹や小脳には生命機能を司る部分が多数存在しています。

眼球運動や呼吸機能の中枢、心機能の中枢もこの部位に属します。

ですので、例えば起立性低血圧が起こりやすかったり

眼振、眼球運動の障害が起こってきたりなどを

推測することに役立ちます。

 

もしあなたが神経難病だけでなく、

脳出血や脳梗塞の患者様を担当する機会があるのであれば

ぜひ脳画像をチェックする癖をつけておく必要があるかもしれませんね。

 

 

今回ご紹介するセミナーは、

香川県で毎年若手セラピストを対象とした勉強会を開催されている

田岡先生をお招きしています。

 

田岡先生は優しい人柄と丁寧な講義で大変人気の先生です。

 

そんな田岡先生に今回は大脳の読影についてご講義いただきます。

今回の目的は大脳の持つ情報処理能力に対しての理解になります。

 

大脳について理解したい方は必ずご参加ください。

新人理学療法士・作業療法士のための脳画像の評価方法|大脳の機能解剖とMRI画像 – エポックセミナー

 

他県の県士会や研修会、学校での講義でも活躍されておられますので、

脳画像を学ぶのであればぜひこのセミナーで学んでみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。 

 

 

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なぜ患者様の立ち上がり動作にはいろんなパターンがあるのか?

立ち上がりの写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

 

皆さんは立ち上がり動作の治療ってどのように行っていますか?

 

患者様の立ち上がり動作って様々な方法があると思います。

  • 手すりを持ってひきつけて立ち上がる
  • ベッドを両手で押して立ち上がる
  • 反動をつけて立ち上がる
  • 低い椅子からだとなかなか立てない

 

様々な患者様の立ち上がり方法があります。

あなたの患者様の立ち上がり方法はどのような感じですか?

 

実はこれらの立ち上がり方法って、それぞれ患者様の問題点は異なるのです。

 

だからこそ、様々な環境下での立ち上がりを評価していかなければいけません。

 

上記の立ち上がり方における問題点ってあなたは説明できますか?

これらの立ち上がり動作がなぜいけないのかがわからないという方は

最後までお読みください。

 

患者様が立てない理由は筋力以外にも運動パターンにある

患者様の中には筋力がないから立てない、という理由ならよくわかるのに、

実際筋力はあるけどなかなか立てないという人もいるのではないですか?

 

歩いていても立っていても、ふらふらしている患者様も実は少なくありません。

 

こうした時に考えるのは実は筋力だけでなく、

重力や慣性力、加速度や床反力を考えてその患者様がどのように立ち上がるのか、

立ち上がりやすいのかを評価して治療しなければいけません。

 

なぜなら、立ち上がり動作は、重心位置がとても重要になるからです。

 

例えば、あなたは今椅子に座っているとしましょう。

その状態で、体幹屈曲をせずに立ち上がることはできますか?

 

おそらく高い椅子に座っている状態であれば、容易に立ち上がることはできるかもしれません。

しかし、低めの椅子に座っている状態であれば、なかなか立ち上がるのは難しいのではないでしょうか?

 

それは重心位置が足底の支持基底面内に収めることができないから、

うまく立ち上がることができないのです。

 

このように立ち上がり動作を考える上で、

支持基底面や重心位置のことを考えて治療をすることはとても重要だと言えます。

 

脳卒中片麻痺患者様の立ち上がり動作で腋窩介助は下肢の支持が難しくなる

 

患者様の中には筋力がないから立てない、という理由ならよくわかるのに、

実際筋力はあるけどなかなか立てないという人もいるのではないですか?

 

歩いていても立っていても、ふらふらしている患者様も実は少なくありません。

 

こうした時に考えるのは実は筋力だけでなく、

重力や慣性力、加速度や床反力を考えてその患者様がどのように立ち上がるのか、

立ち上がりやすいのかを評価して治療しなければいけません。

 

つまり、その患者様の動作時の運動パターンに着目して評価をして治療をしてくのです。

その運動パターンの中で、異常な運動パターンは何かを推察して、アプローチしてく必要があります。

 

さて、今回は立ち上がり動作を例にしましたが
その他のあらゆる動作でこういった運動パターンについて評価していく必要があります。

 

そんな運動パターンについて、どういった動作が正常で、どういった動作が異常なのかを徹底的にお伝えするセミナーがあります。

 

それが荒木茂先生の

整形外科疾患のリハビリにおける日常生活動作における異常運動パターン修正エクササイズ – エポックセミナー

です。


この回では運動パターンについて、マッスルインバランスという考え方でご説明していただきます。
マッスルインバランスは世界中で一般的な考え方となっています。

 

ぜひ、この機会に世界基準の評価と治療について学んでみましょう。

すると今まで見えていなかった部分が明確になってくることでしょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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#リハビリ #理学療法士 #作業療法士 #言語聴覚士 #エポック #リハビリテーション #エポックオンラインスクール #オンラインセミナー #セミナー #立ち上がり #重心移動 #評価

なぜ若手理学療法士や作業療法士は肩関節のリハビリで悩むのか?

「肩関節 フリー素材」の画像検索結果

肩関節のリハビリテーションにお悩みの理学療法士・作業療法士の方は非常に多いと思います。

肩関節は大きな可動範囲を持つ関節が故に、

インナーマッスルによる微細なコントロールが必要なため、

そのコントロールが少しでも破綻すると強い可動域制限が生まれてしまいます。

 

その中でも難治性となるのが

肩関節周囲炎と腱板損傷です。

 

この記事ではそんな肩関節周囲炎と腱板損傷について解決するために必要なことを解説します。


理学療法士や作業療法士が悩む肩関節治療の問題とは?

我々は四足歩行から二足歩行へ移行し上肢が自由となりました。

その結果、大きな可動域をもつ自由な腕を得たと言われています。

一方で、重力との戦いも始まりました。

 

 

いまや現代病とも言われている腰痛や肩関節痛は

生活の中では切っても切れないものになりつつあります。

 

両方に共通のものとして、

「痛み」があるのですが、

あなたはしっかりと痛みの評価が行なえていますか?

 

肩関節疾患の患者さんの悩みは可動域制限や痛みです。

多くの場合は肩関節の動きに影響しており、

その動きを詳細に評価することで痛みが生じるメカニズムを知ることができます。

 

そして、そのメカニズムに対してリハビリ介入することで

痛みを軽減させられることが可能になります。

 

肩関節のリハビリに必要なことは解剖学的知識と運動学的知識を用いた評価

 肩関節の機能解剖・評価・アプローチ法を学ぶことが主な内容になっていますが、

肩関節だけの機能をみればよいだけではありません。

 

肩関節の動きや痛みとは頚部・体幹といった隣接した部位の影響を非常に大きく受けます。

 

 

肩関節の機能をしっかりと熟知することで、

姿勢の修正にも役立ち、

肩以外の障害にも効果がみられることも。

 

正確な肩関節の機能解剖を知ることで、

より多くの患者様・利用者様へ適切なアプローチを行なうことができるようになるのです。

 

 

エポックオンラインセミナーでは肩関節について徹底的に学べます!

 

エポックオンラインセミナーでは・・・

  • 肩関節周囲炎の病態
  • 肩関節周囲炎に対する評価
  • 肩関節周囲炎に対する治療
  • 腱板断裂の病態
  • 腱板断裂に対する評価
  • 腱板断裂に対する治療

といったことをしっかりと理解し

 

肩関節の正しい動かし方

病態に合った適切なアプローチ法

を学ぶことができるのです!

 

新人・若手セラピストだけでなく、

肩関節疾患のリハビリテーションに難渋している

理学療法士・作業療法士さんには

是非、受けて頂きたい内容がたくさんありますよ!

 

若手セラピスト向け肩関節の評価とリハビリの考え方 – エポックセミナー

 

本日も最後までお闇いただきありがとうございました。

 

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片麻痺患者様の上肢機能について基礎から学びたい方必見です

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いままで私は、上肢機能はOT、下肢機能はPTと分業している

回復期病院で働いていたこともあり、

なかなか上肢機能を見る機会はありませんでした。

 

ですが、回復期病院から急性期病院を経て、訪問分野で働いていますが、

訪問分野では上肢機能はおろか、嚥下機能まで診ることだってありますよね。

 

 

  • 上肢機能についていまいちよくわかっていない
  • どのようにアプローチをすればいいかわからない
  • 基礎的な内容から学びなおしたい
  • 更衣動作や洗髪動作などのADLでの上肢機能がよくわからない

 

このように感じているのであれば、今日は一つためになる内容をお伝えしたいと思います。

最後には脳卒中片麻痺患者様への上肢機能へのアプローチを学ぶことができるセミナーをご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

脳卒中片麻痺患者様の上肢機能もチェックできるようになろう

さて、現在私自身は免疫性疾患の患者様を担当しています。

片麻痺患者様ではなく免疫性疾患で手関節の治療?と思われるかもしれません。

ですが、ギランバレー症候群などのような免疫性疾患も

手関節などの末梢神経損傷を引き起こしますので、このような患者様も多いのです。

 

さて、その患者様ですが、テノデーシスアクションはきちんと保持されているのですが

手指のMP関節がきちんと伸展せず、手関節は虫様筋が過剰に収縮してしまうのです。

 

いやぁ。

これは困りました。

どのように治療しようか現在勉強中なんです。

 

そこで重要なのは、もちろん解剖学的・運動学的な話になりますが

それだけではありません。

 

自己免疫性疾患ですので、末梢神経損傷として、どの神経が損傷しているのか、

どの機能が残存しているのかを考えなければいけないのです。

 

となるとデルマトーム的にどの神経が残存しているのか、

それらを一つ一つ細かくみていく必要があるのですね。

 

あなたはきちんとこのような評価ができていますか?

これができないと、例えば低周波を自分でセッティングするときに

どこにどのように当てなければいけないかがわからいはずなので

ぜひ勉強してみてください。

 

 

PT・OTが学ぶべき脳卒中片麻痺患者様への上肢アプローチ

 

さて、エポックセミナーはPT向けのセミナーばかりではありません。

上肢機能や手指機能、高次脳機能から認知機能の勉強会まで

幅広い分野を学ぶことができます。

 

特にエポックでは甲斐リハビリテーションクリニックの副院長として活躍されておられ、

以前山梨リハビリテーション病院の課長としても活躍されていた北山先生にお越しいただきご講演をお願いしております。

 

理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢リーチ機能リハビリ|上方リーチと下方リーチの重要性 – エポックセミナー

 

これらについて作業療法という視点ではなく、理学療法としての視点からの講義というのは珍しいのではないかと思います。

 

北山先生もその人柄と丁寧な講義で大変好評の先生です。

 

もしあなたも興味がありましたら是非ご参加をご検討くださいね。

 

 

 

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理学療法士や作業療法士が覚えておくべき揉み返しを起こさない技術とは?

患者様にマッサージを提供した際に、マッサージをしたところが痛くなったという経験をしたという患者様に出会ったことはありませんか?

 

これは、筋肉に強い圧を加え過ぎた結果として起きる筋肉の炎症状態。

一般的に言われる「揉み返し」という現象です。

 

我々理学療法士や作業療法士は患者様のリハビリにおいて

多くの場合、マッサージやストレッチを多用します。

 

こうした現象を引き起こすことは多く、その理由について深く考えたことはありますか?

なぜ揉み返しは起こるのでしょうか?

 

今日は「揉み返し」についてお話しします。

 

理学療法士や作業療法士が覚えておくべきも見返しの理由

 

揉み返しは、

主にマッサージや整体の施術によって

筋肉(筋繊維とか筋膜)が損傷して炎症を起こす状態です。

施術の力が強すぎたり、施術するツボを間違えたりすると筋肉や筋膜が傷つき、炎症を引き起こすことで揉み返しが起こります。

 

痛みとか重さが1週間くらい続いたり、

痛みや重さが取れても症状が改善されていない、

または悪化しているということがあります。

 

筋トレをした後に筋肉痛になりますよね?

これは筋トレによって筋肉の繊維が傷ついたため起こります。

揉み返しも筋肉痛と同じように、施術に筋繊維が傷つくため起こるのです。

 

体が筋繊維レベルで怪我しているのと同じことなので、

体に良いとは言えません。

 

揉み返しが強すぎたり、何度も繰り返していると

傷ついた筋肉が修復される過程でより固く凝ったりしてしまうため更に注意が必要です。

揉み返しを引き起こさないために必要なこととは?

「いっぱい押してください」

「力は強めがいいです」

 

という要望を頂きますが、

押す力は強ければ強いほどいい、という訳ではありません。

逆に強すぎる力が筋肉を痛めつけ、

揉み返しの原因となってしまう可能性があります。

 

本来であればそこまでの強さを加えなくても、

もしくは加えない方が効果はある場合でも、

強く押されるほど効いている「気になっている」だけ、というパターンもあります。

 

痛みを感じるほど押さなくても、

効果は得られます。

 

その証拠に、軽めのストレッチやリラクセーションでも

筋肉のコリが収まったということも経験したことがあると思います。

それはアルントシュルツの法則によって、

中程度の刺激が組織の働きを亢進し、筋肉の緊張が弛緩しているわけです。

 

また、マッサージだけでなく、

ストレッチやセルフエクササイズも取り入れながら

皆様お一人お一人に合う施術方法を選択して取り入れていく必要があります。

 

特にストレッチ技術は徹底的に学んでいくことをおすすめします。

なぜなら臨床の中で理学療法士や作業療法士が頻繁に使用する技術だからです。

 

理学療法士・作業療法士向け筋の触察と股関節痛を軽減させる個別筋ストレッチング技術 – エポックセミナー

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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肩関節周囲炎のリハビリの進め方に悩むあなたへ

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  • 洗濯物を取ろうと不意に腕を挙げると、肩が痛い!
  • 後にある物を取ろうと手を伸ばすと痛い!
  • 急に腕が挙がらなくなった!

 

患者様からよくこうした問題を訴えられることは少なくありません。

 

整形外科領域で働いているセラピストであれば、一度は診る機会があると思います。

 

『五十肩』

 

しかし、そんな病名は無く「正式名称は肩関節周囲炎」として診断されます。

 

 

男女別でみると圧倒的に女性の方が罹患率は高いと言われています。

それは男性と女性で肩周りの筋肉量に違いがあるため、関節にかかる負荷も女性の方が強いのではないかと言われています。

 

今回は肩関節疾患のリハビリで良く遭遇する肩関節周囲炎について、概要とリハビリについてお話をしたいと思います。

 

肩関節の痛みを引き起こす五十肩とは?

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狭義の肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)は・・・

外傷などの原因がなく肩関節痛で発症し、

肩関節可動域制限を生じますが、多くは疼痛、可動域制限ともに

可逆的にほとんど元の状態で癒着するもの

と定義されています。

 

そのためリハビリを提供するためには痛みが出ないようにしなければいけません。

しかし患者様は「痛いもの」として無理に動かすということは少なくありません。

まずはこうしたことを指導していかなければいけませんね。

 

五十肩、肩関節周囲炎はどのような症状?

肩関節周囲炎は特に誘因なく運動時痛、安静時痛(夜間痛)を生じます。

 

同時あるいは、やや時期を遅らせて肩関節可動域制限を生じますが、徐々に疼痛は改善します。

可動域制限が強く生ずる時期には安静時痛はほとんど改善します。

可動域制限は内旋、外旋で著しく、結滞動作、結髪動作の障害を生ずることが多いです。

 

肩関節の痛みを引き起こす肩関節周囲炎の治療法は?

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初期の疼痛を主体にする時期では、

消炎鎮痛剤あるいは外用薬を用いた薬物療法、

あるいはストテロイドの関節内、

肩峰下滑液包内注射を行い、一時的な局所の安静を取る場合もありますが、

疼痛が軽減してきた段階でのリハビリが効果的です。

 

そのため痛みが引いてきた段階から徐々に痛みのない範囲で動かしていき

可動域を広げていくトレーニングを行うことが重要です。

 

肩関節周囲炎のリハビリの実際

リハビリでは疼痛の強さや出現状況、拘縮の状況により、

 

  1. 疼痛痙縮期
  2. 拘縮期
  3. 寛解期

 

に分けて実施していきます。

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①急性期(疼痛痙縮期)

疼痛が強い時期、安静時痛が残っている時期には安静・ポジショニング指導や肩関節周囲の筋肉に対するリラクゼーションを実施します。

積極的な可動域練習は避け、アイシングなどにより疼痛軽減に努めます。

 

②慢性期(拘縮期)

疼痛が軽減してきた時期から可動域改善のためのアプローチを実施します。

疼痛が軽減してくる時期では同時に、肩関節にある肩峰下滑液包の癒着によりグライディングメカニズムの破綻や筋肉の異常筋緊張の亢進や短縮により自動運動・他動運動共に動かしにくくなってしまいます。

そのため、疼痛が出現しない程度の肩関節他動運動と肩甲骨周囲にある筋肉のリラクゼーションやストレッチを実施します。

 

③回復期

回復期では痛みがほぼ消失し、肩関節の動きの硬さや動かしにくさのみになってきています。

疼痛痙縮期や拘縮期が長くなってしまう場合、不動による筋委縮や筋力低下を認めてしまう場合があるため、この時期は生活内でもしっかりと肩を使うことを意識したり、セルフエクササイズで筋力トレー二ングを行っていきます。

 

肩関節の可動域改善のためのアプローチ

・肩関節周囲炎で起きる可動域制限の問題点は、関節包後下方組織の拘縮、関節内圧の調節不良、外旋筋のスパズムなどが挙げられます。

 

肩関節の後下方組織には侵害受容器が豊富で痛み刺激に対して過敏であるため、炎症症状を引き起こし易くなっているため、関節包の後下方組織を柔軟にするためのストレッチや血流改善のための筋収縮練習を実施する必要があります。

 

また後下方組織周辺にある外旋筋の異常筋緊張亢進やワイドブレヒト孔狭窄による関節内圧調整不良改善のための回旋筋ストレッチや収縮練習を実施します。

 

【最後に】五十肩、肩関節周囲炎には適切な対処を

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肩が痛い時、動きが悪い時、都市伝説的にグルグルと腕を回したり、無理なストレッチをしてしまう時はありませんか?

 

「頑張って動かしていれば、そのうち治る!」と考えるのはやめましょう。

 

五十肩には、

 

「どの時期に何をしなければならないのか?」

 

「どのようなことをしてはいけないのか?」

 

がある程度はっきりとしています。

 

その時期その時期で適切な方法で治療やリハビリを行う必要がありますので、

無理な運動は控えておきましょう。

 

肩関節周囲炎の対処法についてはレントゲン読影ができるとより理解が深まります。

もしあなたが興味を持ってくださるのであればこちらのセミナーもおすすめです。

 

基礎から学ぶ肩関節の機能解剖から診る肩関節周囲炎のリハビリ|肩甲骨の運動異常に対するアプローチ – エポックセミナー

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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認知症患者様を担当するなら高血圧に注意して|その理由とは?


年齢を重ねてくると様々な機能の低下や疾患のリスクが増えてきますが

代表的なものとして

高血圧や認知症があります。

 

そして、実はこの2つは関係があり、

血圧を正常範囲内でしっかりと管理できている人ほど

認知症になるリスクは低かったということが報告されましたので、ご紹介いたします。

 

血圧の正常範囲に保っていると認知症リスクが低くなる

 

これは中国の大学がアメリカの心臓協会の学会で発表したものです。

研究ではグループを2つに分けました。

 

高血圧の患者様を血圧管理強化グループと標準治療グループに分けて、

血圧が目標範囲内にある時間の長さ(TTR)と高血圧に伴う合併症の発症リスクについて調べたところ、

TTRが長い人ほど、認知症になる可能性が低く、

その数値はTTRが31.5%長くなると認知症発症リスクが16%低くなると報告されたのです。

 

また、それ以外にも心臓発作や脳卒中に関しても、TTRが長いほど発症リスクが低いということも

他の調査でも報告されているので、いかに血圧を正常範囲内で保つことが重要かということがわかりますね。

 

とはいえ、TTRが長いかどうかを把握するのは在宅では非常に難しいですが

血圧計が自宅にあるという患者様には1日に何度か自分で計測・記録して頂いてTTRを把握するのは大事かもしれません。

 

認知症患者様のリハビリを考えるならこのセミナーがおすすめ

認知症患者様のリハビリを考えるうえで、前述したように血圧に対するアセスメントは重要です。

つまり、認知症患者様は血圧が正常値から逸脱している可能性があるということは頭に入れておかなければいけません。

 

血圧の数値が変わっているということは、運動療法を行う上で注意が必要だということです。

脳血管疾患に移行する可能性もありますし、

急激な血圧の変動が起こる可能性もあります。

 

運動療法を処方する我々理学療法士や作業療法士において

患者様の急変は避けておかなければいけない問題です。

 

こうした患者様のリハビリを考えるうえで重要なことについてあなたも学んでみませんか?

脳神経学的視点から考える認知症発症・進行予防のためのリハビリ – エポックセミナー

 

 

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呼吸苦を訴える患者で考えておくべきフィジカルサインとは?

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もしあなたが、臨床の中でこのような患者様を経験したときに、

どのようなことを考えますか?

 

  • 呼吸回数が異常に多い
  • 顔色が悪い
  • 肩で息をしている
  • ぜーぜー言っている
  • 寝ているより座っているほうが息がしやすい

 

先日私も呼吸苦を訴える患者様を経験しました。

 

しかし、呼吸器疾患であっても、

心疾患であっても呼吸苦を訴える患者様は少なくありません。

そんな中だからこそ、

私の経験も交えて今日は呼吸苦の見分け方についてお話したいと思います。

 

理学療法士・作業療法士が覚えておきたい呼吸苦の原因の見分け方

最初に、考えておきたいことは、呼吸苦の種類です。

呼吸苦とは何らかの影響により

吸気もしくは呼気が障害されている状態にあります。

 

まずチェックしておきたいのは起坐呼吸です。

この場合は左心室系の機能低下の兆候として知られています。

左心不全に陥った場合、

背臥位を取ると右心室系への静脈還流量の増加が起こり、

血流の増加による影響で

肺うっ血、肺コンプライアンスの現象をきたし

呼吸仕事量の増大を引き起こします。

そのため、寝ているよりも起きていることの方が楽だと訴えることが多いです。

 

次は肩で息をしているということ。

肩で息をしているということは、

横隔膜の主要呼吸筋だけでは吸気量が不足しており、

斜角筋や胸鎖乳突筋など、

胸郭に付着している呼吸補助筋を利用して

呼吸しなければならない状況であるということです。

この場合は重度の低酸素血症や喘息の場合によく見られます。

呼吸苦の原因が心機能にあるのか、呼吸機能にあるのか

それともどちらにも原因があるのかは以下のフィジカルサインをきちんと評価する必要があります。

 

理学療法士・作業療法士が覚えておくべきフィジカルサインとは?

このように呼吸苦にも種類があり、

呼吸器系に問題があるのか、

それとも心機能に問題があるのか

によって呼吸苦の種類が変わるということを覚えておきたいですね。

 

では、それらの違いを考えるときに見ておくべきポイントを教えます。

調べておくべきポイントは

  • 自覚症状
  • 聴診
  • 頸動脈怒張
  • 脈拍数や呼吸数

 

これらはきちんと理解しておかなければいけません。

自覚症状は前述したとおり

起坐呼吸なのか努力性呼吸なのかということです。

 

次に聴診では呼吸音に加えて心音を聴診します。

心音ではⅢ音やⅣ音を聞くことができますので、

ぜひ呼吸音の評価とともに心音の評価もできるようになりましょう。

 

そして頸動脈怒張と浮腫の有無です。

これらは臨床上とてもわかりやすい評価内容になるはずですので

必ず評価できるようになりましょう。

頸動脈怒張を発見した場合は心不全が疑われます。

 

最後に呼吸回数と脈拍数です。

安静時の脈拍数100回/分以上は心不全の可能性、

呼吸数28回/分以上では呼吸器疾患の可能性を示唆します。

 

これらの症状を踏まえて、

呼吸器疾患であるのか、心疾患であるのか

の評価をきちんとできるようにしておくといいかもしれませんね。

 

心機能も呼吸機能も独立して考えることはできません。
呼吸機能の低下は、心機能の低下を引き起こします。
逆もしかりです。

しかし、患者様の呼吸苦の原因の解釈を誤ると
大変なことになる可能性もありますので、しっかり評価できるようになりましょう。

 

エポックセミナーでは実技を通じて少人数のオフラインセミナーを開催しています。

コロナ渦も過ぎて徐々に実技講習会を開催していますので、

ぜひチェックしてみてくださいね。

 

2024年8月19日(月) 20:00~21:30 会場:ウィンドフォー伊丹301B号室

【少人数限定オフラインセミナー】新人セラピストのための呼吸器疾患のフィジカルアセスメントの理解 – エポックセミナー


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#リハビリ #理学療法士 #作業療法士 #言語聴覚士 #エポック #兵庫 #伊丹 #尼崎 #パラリンピック #障がい者スポーツ

整形疾患のリハビリを担当しているなら循環器の知識が必須な理由とは?

「心臓 フリー素材」の画像検索結果"

 

  • 循環器疾患
  • リスク管理
  • フィジカルアセスメント

 

これらの言葉を聞いて

貴方はどう思いますか?

 

運動療法を行う上でリスクがあるんじゃないか?

と構えてしまいますよね?

 

運動器疾患の患者様をリハビリするうえで

運動療法の負荷量に十二分に注意してリハビリができていると

胸を張って言えますか?

 

息切れや主観的疲労感ばかりできちんと評価できていますか?

 

高齢者や運動器疾患のリハビリにおいても、循環器の知識は必須です。

今日はその理由についてお話したいと思います。

 

 

整形外科疾患のリハビリにこそ循環器の知識が必要です

リスク管理は整形外科疾患のリハビリを提供するうえで欠かせない知識です。

医療現場で働いていると、「リスク管理が重要」なんて、耳にタコが出来るぐらい

セラピストにとって大切なことですよね?

 

しかし、

  • 整形外科
  • 維持期、慢性期

 

で働いているセラピストにこそ、循環器のリスク管理を学ぶ必要があるのです。

その理由は運動療法を処方するうえで、運動負荷量の調整を間違えることで

患者様が急変するリスクが多分にあるからです。

 

運動器疾患なのに、負荷量や循環器疾患を考える理由がわからないという方は

ぜひ次のコンテンツを読み進めることをおすすめします。

 

整形疾患のリスク管理にこそ循環器の知識が必須なのです

 

どのような現場においても「主疾患・主病名に対してのリスク管理は当然」

 

ですよね?

 

 

しかし・・・

既往歴をきちんとチェックしていますか?

 

 

実は、心不全を患っていたり

現時点で隠れ心不全を持っている可能性も

少なくはありません。

 

臨床でリハビリを行う上で、全身状態に異変が生じたら、

早急かつ適切な対応が必要です。

 

そんな時に的確なフィジカルアセスメントは必須となります。

 

しかし、循環器疾患のリスク管理やフィジカルアセスメントに自信がない・・・

 

そんな時には、基礎から徹底的に学ぶことをおすすめします。

整形疾患のリスク管理に警鐘を鳴らす専門理学療法士による特別講演

 

今回、整形外科疾患のリスク管理やフィジカルアセスメントについてご講演をいただく

真鍋先生からは、「運動器疾患のリハビリにこそ循環器疾患の知識は必要だ」とお話をいただいております。

 

運動療法を行う上で、チェックをしておくべき

 

  • 血圧
  • 脈拍
  • SpO2
  • 呼吸数の増減

 

これらの変化についてきちんとアセスメントができているセラピストが

どれだけおられるのでしょうかとお話をいただきました。

 

確かに整形外科疾患のリハビリにおいて運動療法は必須です。

しかし運動療法中のリスク管理で上記の数値が変動することで

どのようなことが考えられるかは

循環器の知識が必須です。

 

そして既往歴に循環器疾患を併発している患者様は少なくありません。

 

だからこそ循環器の知識は整形外科疾患のリハビリを担当しているセラピストには必須なのです。

 

  • 循環器疾患
  • リスク管理】
  • フィジカルアセスメント

 

と聞いてピンと来ない貴方!

そして、不安を持っている貴方!

 

この機会に真鍋先生のセミナーを受講されてみてはいかがでしょうか?

 

必ず明日の臨床で役立つ知識・ヒントが得られるはずですよ!



若手理学療法士や作業療法士のための心不全症例の運動負荷について – エポックセミナー

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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理学療法士や作業療法士も嚥下機能のチェックができるようになるべき理由とは?

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長時間、椅子に座るという行為は、どこもケガしていなくても

しんどいものがありますよね。

我々が対応させていただいているEPoch Body+でも、

かなりのお客様が、肩こりや腰痛に悩まされておられます。

 

私自身も椅子に座っての作業が増え、

この年になって肩こりを感じるようになってきました。

ということは、車いす生活をされている患者様はもっと感じておられることでしょう。

 

さて、先日車いす生活が長く、

  • 食事を拒否する
  • 飲み込みが遅い
  • よく寝ている

という患者様をお見かけしました。

あなたは車いす上でのポジショニングについてきちんと評価ができていますでしょうか?

 

最近ブームのリハビリ栄養を考えるためには嚥下機能のチェックは欠かせません。

今日はそのようなお話をしたいと思います。

 

長時間の車いす座位が及ぼす身体への影響とは?

さて、長時間の車いす生活というものは、身体へ与える影響は計り知れません。

背面はバックレストに支えられているようですが、実は体幹機能が常に働いている状況になるのです。

 

長時間座位で及ぼす筋疲労

 

骨盤から肩甲帯までを見てみましょう。

 

支柱は脊柱のみという状況にあり、体幹伸展はバックレストに保持されているため

前方に崩れていくしかありません。

そのため、腹圧を高めたり、脊柱起立筋や殿筋群が常に働いて体幹を伸展方向に保持したりすることが求められます。

 

このような状態では身体は疲れを感じてしまい、我々であっても長時間の椅子座位ではバックレストにもたれて仙骨座りになってしまうこともしばしばありますよね。

状況によっては車のバックレストを倒して寝たいと思うこともあると思います。

 

このように座っているだけでも疲れてくるということは我々でも肩こりや腰痛を経験するのですから

患者様はより長時間の車いす座位では「疲れた」「寝たい」といったネガティブな発言をされるのも無理はありません。

 

姿勢の変化に伴う食事意欲の低下

 

となると、長時間座位に伴う疲労感も相まって、食事をするよりも寝たいと思う気持ちはわかると思います。

しかし我々は食事を促していく必要もあります。なので嫌がっている患者様に食事を取れというのは、我々が長距離走を走った後に、ご飯食べてと言っているようなものなのかもしれません。

 

そんな状態ではなかなか食事は食べられませんよね?

 

姿勢の変化に伴う嚥下機能の変化

 

最後に嚥下機能の変化にも触れておきましょう。

長時間の座位保持姿勢で及ぼす身体の変化は嚥下機能の低下です。

体幹は屈曲し、頸部は伸展するという姿勢の変化が現れます。

 

我々も上を向きながら飲み込みをしてみてください。

飲み込みが難しくなるはずです。

 

このように食事意欲が低下している原因をきちんと評価し、患者様の食生活を考えていく必要があると私は考えます。

 

リハビリ栄養という概念に嚥下機能は欠かせません。

というお話でした。

もしこうした知識に興味があるならこちらのセミナーをおすすめします。

セラピストに必要な嚥下の基礎知識と誤嚥性肺炎予防のためのリハビリ技術 – エポックセミナー

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誤嚥予防におすすめの運動とその理由について解説してみました

 

 

  • 痰がなかなか切れない
  • ベッド上で食事をとっていてよくむせこむ
  • うまく排痰ができない

ベッドサイドにリハビリに行くと、

こうした症状を呈する患者様を担当する機会は多いと思います。

これらは嚥下機能が低下していると一概には評価されますが

 

そういう方は大抵ある機能が低下しています。

それは何だと思いますか?

 

今日はそのようなお話をしたいと思います。

 

理学療法士・作業療法士は誤嚥を予防するために〇〇を促してみよう

 

さて、前述したとおり排痰方法を促す方法は、

体位排痰法だけではありません。

特に覚醒状態が高かったり、

しっかりとした意思表示ができる患者様には、

呼出力を促すことが重要になります。

 

しかしながら呼出力を高めるために何を促すべきなのでしょうか?

 

リハビリとしては、

ストローでティッシュを吹いたり、

強く息を吐きだしたり

破裂音を練習したりという運動が重要になります。

 

最近であれば高齢者のリハビリで吹き矢などがはやりですよね。

 

しかしながら、日常的に促しておかなければいけないことがあるのです。

 

それは「大声を出す」ということです。

 

リハビリの中で、

小さな声で話をしているセラピストを見かけます。

もちろん、リハビリ場面は一人で行っているわけではありませんし

他の患者様の迷惑になることだってあります。

 

しかしながら、

日常的に会話がなかったり、

小さな声でしか話せないという患者様は、

呼出力が低い傾向にあると私は感じます。

 

ですので、

例えば訪問場面やその患者様が一人になれる場所で

リハビリができるのであれば、

大きな声で腹式呼吸を促しながら

リハビリを提供してはどうでしょうか?

 

 

誤嚥予防のためにカラオケがおすすめな理由とは?

排痰練習は、呼出力を高めることが重要だと話しました。

呼出力を高めると、覚醒状態も高まります。

 

腹圧を高め、強い力で息を吐くことができれば、

腹圧は血圧を高めることにもつながります。

そうすると覚醒状態も向上し、

よりしっかりとしたリハビリを提供することができます。

 

呼出力が低下している患者様は

しんどい、眠たい、ベッドに横にならせてほしいなど

ネガティブな発言が多かったりしませんか?

 

そういう患者様はできれば椅子に座っていただきましょう。

できれば車いすではなく椅子がいいですね。

 

車いすは前座高があり、

股関節はより屈曲位になり足底面が床につきにくいため

腹圧が高まりにくい傾向にあります。

 

ですので、

椅子に座って足底面をしっかり床に付けた状態で

大きな声で話をする、またはカラオケなどをすることで

覚醒状態を高めながら呼出力を高めるトレーニング

をしてみてはいかがでしょうか? 

 

排痰能力は、

誤嚥性肺炎を予防するためにとても重要な役割を担います。

誤嚥性肺炎で亡くなる患者様は後を絶ちません。

少しでも誤嚥を防ぎ、安全で安心な在宅生活を提供できるようにしたいですね。

 

誤嚥を予防するために必要な評価技術はこちらで勉強することができます。

基礎から学ぶ理学療法士・作業療法士のための呼吸リハに必要な解剖・生理学の基礎 – エポックセミナー



 

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#リハビリ #理学療法士 #作業療法士 #言語聴覚士 #エポック #兵庫 #伊丹 #尼崎 #嚥下 #誤嚥性肺炎 #呼吸

高齢者が転倒しやすいタイミングについて考えてみた

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患者様が転倒するときってどんな時だと思いますか?

病院で働いていて、人工股関節術後の患者様の受傷機転を確認すると

 

「歩いているときに転んでしまって」

 

と話されることがあると思います。

 

ですが、よくよく考えてみると、歩いているときに転ぶタイミングといえば

足元の石や段差につまづくときではないでしょうか?

 

そしてもっと聞くと、つまづいた訳ではないということがよくあります。

「方向を変えようと振り向いたり、身体をひねった時」であることが多いのではないでしょうか?

 

私自身、特に人工股関節術後の患者様のリハビリをする上で重視するのは

筋出力のトレーニングも重要ではありますが、

その際に股関節にいかに重心荷重をしっかりかけて、安定させられるかを重視します。

 

なぜそのようなトレーニングが重要なのかを今日は書いてみたいと思います。

 

高齢者の股関節術後には荷重感覚トレーニングを徹底しよう

 

さて、私は股関節への荷重が重要だと書きました。

人工股関節術後の患者様が再転倒しないために私は筋力もそうですが

荷重感覚を重視します。

 

なぜならその部分は人工関節によって置換され、

本来得られているはずの関節面における荷重感覚は低下しているのです。

 

また、うまく荷重がかけられず、特に方向転換の際の術側の荷重が

うまくかけられないということも考えられるからです。

 

私の担当させていただいた患者様で人工股関節術後の患者様が、

痛みはないけどなんだか浮いたような感じがする

という方がおられました。

 

その方は普通に歩く分には問題はありませんでしたが、

方向転換の際に患側へ荷重をかけて足をクロスステップさせると

浮いたような感じがすると話されるのです。

 

このように患側への荷重がうまく理解できない、もしくは異常な感覚を呈しているという患者様は少なくないのではないでしょうか?

 

  • まっすぐ歩く
  • 横に歩く
  • 後ろ向きに歩く
  • 一度止まってまた歩き始める

 

ただリハビリで歩かせるだけがリハビリではありません。

このように様々な環境を想定して歩行練習を進めていく必要がありますよね。

 

そして覚えておいてほしいのは、転倒する場面は直進歩行ではないということ。

方向転換や振り返ろうとしたときなどの不安定な場面での転倒が多いのです。

その場面を想定して評価していく必要がありますね。

 

股関節術後患者様に荷重感覚を付ける方法とは?

さて、では荷重感覚を付けるためにはどのようにアプローチしていけばいいのか

私が個人的によくやる方法についてお話をしたいと思います。

 

ヒトは外界からの情報の8割を視覚に頼っているということをご存じでしょうか?

そのため、自分の身体の傾きや変化についても視覚的な情報で代償することが多くみられます。

 

股関節術後の患者様も同様に、

トレンデレンブルグ徴候やデュシェンヌ徴候などを呈する場合も、

視覚的に傾いているという情報を得ようとします。

 

しかし重要なのは荷重感覚です。

 

関節荷重時に得られる位置覚、運動覚が本来得るべき関節面から得られないのですから

視覚情報を遮断して荷重をかけながら情報を得る練習をしなければいけません。

 

ですので、ぜひ視覚を遮断して、術側に荷重をするという方法を試してみてください。

 

他にもリハビリ方法をご紹介したいのですが、もっと勉強したいという方は

こちらのセミナーをチェックしてみてください。

若手セラピスト向け整形外科疾患の評価とリハビリの考え方|一括申込 – エポックセミナー

 

ぜひ興味がありましたらあなたのご参加を心よりお待ちしております。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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