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デスクワーク疲れには動的ストレッチを選択すべき理由とは?

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  • 朝、起きた瞬間からすでに疲れている
  • いつも体がダル重い
  • 何をしても肩凝りや腰痛がよくならない

 

つねに体の不調を抱えている人は少なくありません。

マッサージに行ったり休日に睡眠時間を確保したりしても、

なかなか消えない疲れや不調は、

いったいどうしたら解消できるのでしょうか。

 

その場合には動的ストレッチがおすすめです。

その理由について解説します。

 

なぜデスクワークが長引くと肩こりや腰痛になりやすいのか?

毎日長時間、パソコンやスマホを使うという人が増えているようです。

これがあなたの疲れの原因かもしれません。

 

なぜならデスクトップやノートパソコンの画面をのぞくときに、

姿勢が崩れるからです。

 

姿勢が崩れたまま長時間過ごしていると、

筋肉や関節が硬くなります。

すると体の動きが悪くなっていき、

痛みや疲れの発生源となるのです。

 

筋肉には動かさずにいるほど

硬くこわばって凝り固まる性質があり、

凝り固まった筋肉は血流の流れを抑制し

その部分で痛み物質が蓄積してしまい

痛みを誘発します。

 

同じ姿勢をとりつづけると

「脊柱・肩甲骨・股関節」

の動きが悪くなるのですが、

じつはこれも大きな問題です。

 

肩凝り、腰痛、むくみといった諸症状は、

この3点の可動域の低下や血流の低下が原因の一つになりえます。

 

「脊椎・肩甲骨・股関節」の3カ所は、

いわゆる体幹と呼ばれる部分にあたります。

 

体を動かす際にメインとなるのは腕や脚の動きですが、

どちらも体幹という土台に付いています。

その土台部分で、腕や脚の動きの起点となるのが、

肩甲骨と股関節です。

 

「肩が痛くて腕が上がらない」

「走ると脚が絡まりそうになる」

という悲しい経験をしたことのある人もいると思います。

腕や脚は体幹を起点としているため、

原因は体幹の動きの悪さというケースも大いにありうるのです。

 

肩こりや腰痛を改善するために効果的な動的ストレッチとは?

さて、こうしたデスクワークで凝り固まった筋肉をほぐすために

今日は「動的ストレッチ」の効果について考えてみたいと思います。

 

ストレッチというと一般的には、

ポーズをとってじっくり体を伸ばすものを思い浮かべる人が多いでしょう。

それは

「静的ストレッチ」

といいます。

しかし一般人には大きな可動性が必要となる場面はそうなく、

それよりも体をほぐして

大きく動かすほうが毎日を快適に過ごせるのです。

 

一方、

「動的ストレッチ」

はその名のとおり体を大きく動かしながら、

こわばった筋肉や関節をほぐしていくストレッチです。

なじみのある「ラジオ体操」は

動的ストレッチの一つというとイメージしやすいのではないでしょうか。

 

ラジオ体操のような動的ストレッチにより

腕や脚など体を大きく振っていく動きの効果で、

体幹までしっかりほぐれていきます。

 

これにより筋肉は収縮と弛緩を繰り返し、

徐々にほぐれていくという過程を取ります。

これが動的ストレッチです。

 

これにより関節内を満たす「滑液」という

潤滑油の働きをする体液の循環が促進されます。

すると関節のすべりをよくするヒアルロン酸の含有量が増加するため、

骨の接触部分の摩耗を防いでくれます。

 

ぜひ通勤途中や休憩時間にでも

身体を大きく動かす「動的ストレッチ」

試してみてはどうでしょうか?

 

こうしたストレッチ技術はエポックで学ぶことができます。

理学療法士・作業療法士向け筋の触察と股関節痛を軽減させる個別筋ストレッチング技術 – エポックセミナー

 

良ければチェックしてみてくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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肩関節治療で悩むセラピストが抱える共通点とは?


肩関節は身体の中で自由度が特に高い関節であり、評価が難しい関節でもあります。

 

一概に肩関節といっても

 

  • 肩甲胸郭関節なのか
  • 肩鎖関節なのか
  • 肩峰上腕関節なのか
  • 胸鎖関節なのか

などと、問題点がどこにあるのか絞りきれないということはないですか?

 

肩関節の痛みはどうやって評価すべきか?

さて、実はこうした悩みを持っているセラピストには共通点があるのです。

それは「問題解決の方法がわからない」ということです。

 

 

料理で例えるのであれば、何から手を付ければいいかわからない状況でしょうね。

卵焼きだったらまず卵を割ってボールの中で混ぜますが、

その最初の工程を導き出せないということでしょう。

 

これを導き出すためには、相当数の修練が必要です。

地道な努力が実を結ぶとよく言われますがそのとおりだと思います。

でも患者様は明日も見なければいけない。

 

なら何から評価すべきか?という点ですが、

まずは触る前にどこに何が問題になっているかを

推測するところから始めてみませんか?

 

私達は動作観察、動作分析という技術を持っています。

どのような姿勢で、どのような動きで痛みや問題が出現するのかを推測します。

 

肩関節の痛みもどの角度によって

痛みが出現するのかを理解しなければいけません。

 

その痛みの評価は有痛弧徴候(以下painful arc sign)で評価できます。

これは肩関節の挙上時にある角度で痛みが出現するときに、どこに問題があるかを捉える指標になります。

 

 

肩関節の夜間痛の原因は何?

 

肩関節の痛みの問題は、運動痛だけではありません。

夜間寝ているときに問題になる腕を下敷きにして

寝ているとズキズキとうずくということもあります。

 

これは安静痛としても知られており、臨床上睡眠不足の問題点にもなるのです。

 

もしこの症状を訴えられる方がおられるなら、

肩関節周囲炎、五十肩を疑う必要があります。

 

肩関節周囲炎の問題点の一つにも、夜間痛を訴える方も多くみられます。

詳しくはこちらの記事で肩関節周囲炎の

治療や評価についても紹介していますのでぜひチェックしてみてください。

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

肩関節の治療は様々な面から評価しなければいけません。

もしあなたが悩んでいるなら、こちらのエポックセミナーをチェックしてみてください。

 

基礎から学ぶ肩関節の機能解剖から診る肩関節周囲炎のリハビリ|肩甲骨の運動異常に対するアプローチ – エポックセミナー

 

他にも数々のセミナーをご用意していますので、

ぜひあなたの探しているセミナーはないかチェックしてみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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トップダウン的な思考を身に着けるために脳画像をチェックする技術を身に着けよう

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先日、ある講師とこのような会話をする機会がありました。

 

「臨床に出るとトップダウンで考えることが多くなるよね」

 

臨床では治療時間は限られており、

その場その場での判断が求められます。

そのため、学生時代のように一つ一つの症状に対して

検査する時間がたくさんある訳ではありません。

トップダウン的思考で対応する能力が求められます。

 

脳血管障害の患者様を対応する際にも、脳画像をチェックして、

ある程度症状を予測し、実際お会いしてから事前情報と照らし合わせることが

求められますので、このような能力が求められます。

しかしながらそういった勉強会って少ないような気がします。

あなたもそう感じませんか?

今日はなぜトップダウンで考える必要があるのかをお話したいと思います。

 

脳画像をなぜ見るべきなのか?

臨床においてはトップダウン的思考として、

症例の動作を確認して問題点を推測し、
瞬時に仮説→検証を行うという過程になるはずです。

でも勉強会に行ったら、ボトムアップ的に考える機会が圧倒的に多いと感じます。

 

例えば脳画像であれば、各スライス断を見てそれぞれの場所に応じた機能や

神経回路の流れを理解した上で、脳画像や症状をみて考える、という機会が多いですよね。

 

確かに基礎知識を学ぶ上ではこのような考え方は重要になります。

しかし、臨床でいざ患者様を担当することになると、

わざわざ教科書を引っ張り出してきて考える時間はありません。

 

「今日入院された患者様です」とカルテと脳画像を渡されて

一から勉強している時間なんてありませんよね。

 

ではあなたはどうやって患者様を評価しますか?

 

脳血管障害の患者様を担当する場合であれば、まずどこに病変があって、

どのように問題点が出現する可能性があるのかを理解すると思います。

その上で、実際に患者様にお会いして、問題点の洗い出しをするはずです。

となると、その思考過程を徹底的に鍛えていく必要があるのです。

 

つまり、脳画像をチェックすることでトップダウン的に評価する技術が身に就くのです。

 

トップダウンの思考過程を身に着ける方法とは?

確かに一つ一つ丁寧に患者様のことを評価したり

脳画像のスライス断に応じてどこにどのような機能があるかを理解するための

ボトムアップ的な思考過程も重要です。

 

しかしながら、トップダウン的な思考過程のメリットとは、

患者様の症状に対して瞬時に判断して

対応に当たることができるという点にあります。

臨床では、今何が問題になっていて、どのように治療を進めていかなければいけないのか

それを瞬時に判断する能力が求められます。

 

ボトムアップ的な考え方であれば、一つ一つの症状に対して検査を行い

それらの問題点を統合することで網羅することはできるかもしれません

 

しかしリハビリを担当する40分~1時間の中で

結果を出していかなければいけない場面ではスピード感に欠けますよね。

 

トップダウン的な思考を身に着けるために脳画像をチェックする技術を身に着けよう

特に脳画像は患者様にお会いする前に得られる情報としてとても有益です。

 

例えば視床出血であれば、末梢からの感覚情報を大脳へ中継する重要な機能を有しています。

他にもさまざまな内分泌機能の中枢部でもある脳下垂体や松果体もそこに存在しています。

 

つまり、感覚機能を障害されるということが予測されるのです。

 

新人理学療法士・作業療法士のための脳画像の評価方法|大脳の機能解剖とMRI画像 – エポックセミナー



 

このように患者様の状態把握を事前に行うためには脳画像の評価が欠かせません。

しかしなかなか臨床の中で教えてもらえる機会は少ないはずです。

ですが、だからといって脳画像を見なくていいものではありません。

 

もし少しでも脳画像を勉強したいと考えているのであれば

たくさんの患者様の脳画像を見たりレントゲン画像を見たりして

何が問題かを瞬時に判断する能力をつけてみてください。

そうすることでトップダウン的な思考過程を身に着けることができますよ。

 

エポックでは数々の脳画像セミナーを企画してきました。

その中でも過去に脳画像セミナーを開催させていただき、わかりやすかったのが

おさか脳神経外科病院で活躍されている田岡知代先生による脳画像セミナーです。

 

特に本セミナーは数々の患者様の脳画像を提供いただき

視床出血の症例をチェックする方法を学びます。

臨床の中ですぐ使える技術としても人気ですし、

わかりやすい講義がリピートの秘訣です。

もしあなたが脳画像を学びたいと考えているのであれば、本セミナーをおすすめします。

 

新人理学療法士・作業療法士のための脳画像の評価方法|大脳の機能解剖とMRI画像 – エポックセミナー

 

あなたのご参加を心よりお待ちしております。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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【オフライン実技講習会】呼吸リハで覚えておきたいメカニズムを徹底解説します

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患者様のベッドサイドのリハビリを行う際に、排痰を促したい。

でもどのように呼吸介助をすればいいかわからない。

ということで悩んでいませんか?

 

  • 呼吸介助手技がないと排痰はできない?
  • 息苦しくないような環境設定をしたい
  • そもそもどこに痰が溜まっているかわからない

 

このような悩みは私自身もありました。

ベッドサイドのリハビリって重要なんですけど、可動域練習や筋トレといった

一辺倒なリハビリになりがちになっていませんか?

 

今日はそのようなあなたにちょっとした知識をお伝えします。

 

排痰技術は触らなくても習得できる

呼吸介助手技や排痰技術は、呼吸リハの勉強会に行って、触診技術を学ばなければできない

という認識を持っておられる方が、少なからずおられるのではないかと思います。

 

しかしながら、排痰という仕組みさえ理解してしまえば、

実は呼吸に合わせて呼気を促さなくても排痰を促すことは可能です。

もちろん、呼吸介助手技が悪いというわけではありません。

呼吸介助手技を合わせて行うことで、より効率的なリハビリが可能になるのです。

 

そこで一番重要なのは排痰のメカニズムを理解することです。

どこにどのように痰が詰まって無気肺になっているのかを理解することが一番重要です。

 

例えばペットボトルに入っている水を取り出すのに、

ペットボトルの口を上に向けながら、側面を押して水を出す人はいませんよね?

ふつうは逆さまに向けて水を出すと思います。

 

排痰技術も同じです。

どこに痰が詰まって無気肺になっているのか。

その痰を逆さまに向けることができるか。

 

後は自然呼吸によって落ちてくるのを待つだけです。

気管支に詰まっている痰は、繊毛によって末梢部から中枢部に運ばれます。

つまり末梢までしっかり空気を送り込むことができれば、自然と痰は中枢部まで運ばれるのです。

つまり触らなくても排痰を促すことは可能なのです。

 

 

排痰技術を高めるためにはレントゲンの評価は必須です

では、排痰をどのように促せばいいかを理解するためには、

どこに痰が溜まっているかを理解しなければいけません。

 

どこに痰が溜まっているかは、レントゲン所見を見る必要があります。

その見方はなかなか教えてもらえませんよね。

 

しかし、実は簡単にレントゲン所見を評価する方法があるのです。

皆さんが健康診断の時に撮影された自分のレントゲン所見を、ぜひ借りてみてください。

 

それをじっと眺める。

 

それが一番効率的にレントゲン所見を読めるようになる方法です。

 

正常レントゲン所見を理解すること。

そこから患者様のレントゲン所見と見比べてみる。

どこが違和感があるのか、どのようなところに異常があるのか。

 

それらを理解するとこのセミナーの内容がとてもわかりやすくなると思いますよ。

 

コロナ渦も明けて、徐々にオフラインセミナーも開催するようになってきました。

エポックセミナーでも実技講習会を開催する運びになっています。

ぜひチェックしてみてください。

 

【少人数限定オフラインセミナー】新人セラピストのための呼吸器疾患の基礎知識と病態理解 – エポックセミナー

 

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高齢者のリハビリを担当するあなたへ|フットケアを学ぶ理由とは?

 

介護をしていると、

よく直面する問題が「むくみ」です。

 

よくみられる症状ですが、なかなか治らないと悩むことも多いでしょう。

 

健康な人にもむくみは出ますが、

ケガや麻痺などの疾患を持っていると

むくみが強く出やすく、

またそれが別のリスクを引き起こすこともあれば、

重大な病気のサインということもあります。

 

たかがむくみ、されどむくみ。

 

むくみの危険なサインを知り、

家でも、介護をするご家族でもできるむくみの対処法をお伝えします。

 

 

浮腫(むくみ)とは?放置するとなぜダメなのか?

浮腫(むくみ)とは

「組織間隙(Interstitial space)に生理的な代償能力を越えて過剰な水分の貯留した状態」

と言われています。

つまりは

「細胞と細胞の間の隙間に過剰に水分が溜まった状態」

のことを言います。

 

むくみがあるかないかは、指の腹で5秒以上押して、押した痕が残るかどうかで確認することができます。

「むくみ フリー素材」の画像検索結果

 

足に現れることが多いですが、手や顔、体全体におこります。

例えば、あおむけでずっと過ごしている寝たきりの方などは、背中にむくみが現れることがあります。

足がむくみやすいのは、体の中でも特に下の方に位置しやすいので、水分が下へ下へと降りてしまうためですね。

 

 むくみは血液の循環が悪くなると起こりやすく、

長時間そのままにしておくと、様々なリスクを引き起こします。

具体的にどのような症状が出るかを考えてみましょう。

 

①関節が硬くなる(関節拘縮)

むくみがあるとむくんでいる部分が邪魔をしてしまい、関節の曲げ伸ばしが行いにくくなります。

よく太っているとお腹のお肉がつっかえて前にかがめない、

ということがあると思います。

それと同じ現象がむくんでいる関節で起きています。

また、体の組織が線維化しやすくなり、組織自体が硬くなってしまいます。

 

②表面の皮膚が引き伸ばされて傷つきやすくなる

むくみがあると体積が大きくなり皮膚も引き伸ばされます。

風船がパンパンに膨らむように皮膚がピンと張った状態になります。

皮膚自体の柔軟性が無くなってしまい、

どこかにぶつけた、

何かで引っかいた、

ということがあるとすぐに傷になったり、傷が広がりやすかったりします。

 

また、パンパンに張った皮膚はそれだけで痛みの原因になることもあります。

 

③転びやすくなる

足にむくみがあると足の裏の感覚が悪くなりバランス感覚が低下します。

歩きにくくなり転倒する危険性が高くなります。

 

靴が履けない

片方だけむくみがあると左右の足の大きさが変わってしまい、

靴が合わなくなってしまうことが良くあります。

無理に履き続けていると靴擦れを引き起こしたり、それが元になって傷や炎症ができて

歩くと痛い→歩きたくない、

と更に活動を制限してしまうこともあり得ます。

福祉用品などの専門の取扱店では、片方ずつサイズに合った靴を合わせて買うことができます。

最近ではデザインもオシャレなものも増えていますよ。 

 

むくみも実は危険のサイン!?静脈血栓症

足の静脈内に血液の塊が出来るとむくみが生じ、

この血液の塊がはがれて流れてしまうと、心臓を通り過ぎて肺の血管に詰まります。

そうすると肺から酸素が取り込めなくなり、急に呼吸困難となります。

これが「エコノミークラス症候群」です。

専門的には「肺動脈血栓塞栓症」と言います。

突然死する可能性のある怖い病気です。

最近では震災などの災害によって、避難生活を余儀なくされた方々が多く発症し、注目されることが増えました。

 

このエコノミークラス症候群の引き金となるのが

足の太い静脈に血栓ができる「深部静脈血栓症」です。

単なるむくみと混同されがちですが、

非常にリスクが高く、血栓に対する治療が必要となります。

むくむ=マッサージと捉えがちですが、

静脈血栓症の場合、マッサージは禁忌なので注意が必要です。

 

 

むくみやすい人の特徴とは?

浮腫には心不全や腎臓病などによる病気が原因で起こるものと、

長時間の同一姿勢や水分の過剰摂取など病気以外の原因で起こる一過性のものとがあります。

 

浮腫(むくみ)を引き起こす要因は、

  • pressure(静脈圧)
  • protein(蛋白質)
  • permeability(透過性)
  • paresis(麻痺)
  • pendency(下垂)

の5つのPが関与すると言われています。

 

例えば、車いす生活で足を動かす機会が少ない場合、

足がずっと下に降りていて(下垂)、動かさないので足のポンプ作用が働かず、

水分がどんどん下に溜まってしまいます。

脳卒中の片麻痺の場合は、麻痺側の筋肉が働きにくく、血流が悪くなりむくみやすくなります。

 

 

むくみの対処法

手や足におこる一過性のものであれば以下に示すものが有効です。

 

① 挙上(きょじょう)

むくんでいる部分を心臓の高さより高く持ち上げます。

寝る時はむくんでいる手や足の下にクッションを入れ、やや高くなるようにすると効果的です。

 

②自動運動

動かせる関節を動かすことで筋肉の収縮をさせ、リンパの流れを増加させます。挙上位で行うとさらに効果的です。

例えば、ストレッチや体操(指の曲げ伸ばし、かかと・つま先上げ運動)などがあげられます。

 

③マッサージ・圧迫

指先など抹消から体の中心に向けて、軽く皮膚をこするように5~10分程度マッサージを行い、血液が心臓に戻るのを促します。

弾性包帯や弾性ストッキングなど利用し、軽い圧迫を加えることも効果があるとされていますが、利用には十分な注意が必要なため、医療関係者と相談し適切に利用することが大切です。

 

④薬による調整

心不全などによるむくみの場合、全身の循環機能が低下しているため、心臓に負担が掛かっている状態のため、利尿剤などの調整が必要となります。

 

 

理学療法士が教える家でもできるマッサージの方法

覚えておくポイントは3つです。

①むくみは骨と骨の間などの隙間やへこんでいる部分にたまる。

②抹消から中枢へ(心臓から遠い所から近い所へ)動かす。

③優しく撫で上げるようにさする。

 

足の甲のマッサージ:

指の間の付け根から骨の出っ張りを避けてへこんでいる所を足首に向けてマッサージします。

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くるぶしのマッサージ:

くるぶしの周りもむくみが溜まりやすい所です。

くるくると丸を書くように動かしましょう。

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※静脈血栓症がある場合、マッサージは禁忌となっていますので、行わないようにしてください。

 

こうした下肢の評価は、我々セラピストもチェックしておかなければいけない症状です。

ですので、フィジカルアセスメントとして高齢者のリハビリを担当するのであれば、

ぜひチェックしていきましょうね。

 

もしこうしたことに興味があるのであればこちらのセミナーをチェックしてみてください。

若手セラピストのための足部・足関節の基礎知識・評価技術と靴の選定方法 – エポックセミナー

 

 

 

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がん患者のリハビリテーションと栄養ケア|多職種連携による最適なアプローチとは?

 

がん患者のリハビリテーションを行う際、

栄養管理は非常に重要な要素となります。

 

がん治療に伴う様々な身体的・精神的影響により、がん患者は栄養障害に陥りやすく、サルコペニア(筋肉量の減少)も発生しやすいのです。

 

適切な栄養管理が、リハビリの効果を最大限引き出すために必要なことです。

 

一方で、がん患者に対するリハビリと栄養指導を組み合わせたプログラムについては、決まったルールは存在しません。

患者の状態に応じて個別に検討する必要があります。

そのため我々セラピストやコメディカルの評価がとても重要になります。

その理由について今日は解説してみたいと思います。

 

リハビリテーションには栄養学の知識が欠かせない理由とは?

がん治療に伴う食欲不振や消化吸収障害、代謝異常などにより、がん患者は容易に栄養障害に陥ります。

 

特に化学療法の副作用は大きく、筋肉量の減少(サルコペニア)も高頻度で認められます。

 

このような栄養状態の悪化は、リハビリの効果を大きく阻害する要因となります。

筋力低下や全身倦怠感、免疫機能の低下などにより、リハビリへの取り組みが困難になるためです。

 

一方で、適切な栄養管理を行えば、リハビリの効果を高めることができます。

筋力増強や身体機能の改善、QOLの向上など、良好な治療成果が期待できるのです。

 

だからこそ我々セラピストは、患者様の栄養状態の把握がとても重要になります。

 

最新のがん患者様に対するリハビリ栄養の知識を学びませんか?

近年、がん患者のリハビリと栄養管理の連携に関する研究が進んでおり、

その成果が学会などで共有されつつあります。

 

例えば、日本リハビリテーション栄養学会では、2024年3月に「デジタルヘルス時代のリハビリテーション栄養」をテーマに学術集会を開催されました。

 

また、日本病態栄養学会では、がん栄養療法ガイドブックの改訂版を発行するなど、最新の知見を提示されています。

 

さらに、日本リハビリテーション医学会では、急性期病棟におけるリハビリ、栄養管理、口腔ケアに関する医師向け研修会も企画されるなど、多職種連携の推進にも取り組んでいます。

 

今後も、がん患者のリハビリと栄養管理の融合に向けた取り組みが加速していくことが期待されます。

我々理学療法士・作業療法士は、これらの最新動向にも注目しつつ、患者個々の状態に合わせた実践的なアプローチを展開していく必要がありますね。

 

こうした知識をこちらのセミナーで学んでみませんか?

リハビリ現場で覚えておくべき周術期や炎症性疾患のリハ栄養|リハ栄養学入門 – エポックセミナー

 

本日のブログもお読みいただきありがとうございました。

 

 

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心リハを担当するなら生理学的な反応を徹底的に理解すべき理由とは?

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心疾患のリハビリを行うにあたり、

まずは心不全という症状から確認しなければいけません。

 

また、心疾患だけではなく、整形外科疾患であっても

様々な内科疾患を併発していることは少なくありません。

 

病態がどのような症状を起こすのか、

そしてどのような薬を服薬しているのかを確認し、

理解しなければ、運動療法中に症状が悪化する可能性がありますよね。

 

運動療法を行うということは、心肺機能に負荷をかけるということです。

私達であっても運動中は血圧や呼吸数も上がりますので

様々な状態変化が起こるのです。

 

そのためフィジカルアセスメントをしっかりと確認できるかどうかが

治療のカギになります。

 

今日はその理由について解説します。

心リハをするなら生理学的知識を徹底的に学ぼう

例えば、血中酸素濃度が急激に下がりチアノーゼが出現するとします。

 

あなたはどのような症状やフィジカルアセスメントが現れるか理解していますか?

 

 

このような症状が

  • 何故出るのか
  • 出たらどうすればいいのか
  • どの範囲までであれば大丈夫なのか

理解して治療に当たらなければいけません。

 

理学療法士・作業療法士が運動療法を行う上で覚えておくべき生理学とは?
 

さて、「運動」を行うためにはどのようなことを考えなければいけないでしょうか?

 

前述したように、整形外科疾患であっても、循環器疾患であってもリスク管理は必須の知識です。

 

 

 

ですが、運動をするために必要な以下の知識も大切です。

  

  • エネルギーはどこから生み出されるのか。
  • 筋肉、心拍出量、呼吸の状態はどうなのか。
  • 疾患の病態はどのようになっているのか。
     

 

これらを徹底的に理解しなければいけません。

 

運動療法中に身体はどのような反応するのかを、

生理学的に理解することがとても大切です。

皆さん、苦手な方も多いかもしれませんが、

数字をきちんと捉えることが大事です。

 

 

リハビリ分野で簡単に確認できる数字としては

 

  • 血圧
  • 脈拍
  • 呼吸数
  • SpO2

 

これらの数字が何を意味しているか、きちんと説明できますか?

呼吸数が上がれば末梢の筋組織はどうなりますか?

SPO2が下がれば心肺機能はどうなりますか?

 

もちろん血液検査の情報もとても大切ですよ。

(例えばTP(総蛋白)が不十分なのに運動療法を行っても筋力はつかないですよね)

 

そのため血液検査結果も忘れてはいけませんし

情報を確保して統合解釈しなければいけません。

 

運動を行う、これはセラピストが患者様と共に毎日行うことですが、

安静時と運動時での変化を理解していなければいけません。

 

そうでないと、運動強度の設定はおろか、

リスク管理もできませんよ。

 

 

日々リハビリをする中で、これらを理解して

リハビリを行えているセラピストが、

1人でも多く増えてほしいですね。

 

もしこれらの内容に興味があるのであれば以下のセミナーをご紹介します。

 

若手セラピストのための呼吸・循環器疾患を有する患者様の急変予防の基礎知識 一括申込 – エポックセミナー



講師の奥村先生は臨床の中におけるリスク管理を徹底的に訴求されています。

 

ぜひ興味がございましたらご参加をお待ちしております。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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理学療法士や作業療法士はなぜ脳画像を積極的に見るべきなのか?

 

あなたは脳画像を見ていますか?

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脳画像を読む上で、この2点が重要となります。

  • 臨床症状を予測できたり、臨床を解釈していく上で理解の助けになる
  • どこが損傷を免れているのか、活かせる脳の機能・システムはどこか?

 

臨床において視覚・体性感覚・聴覚の、どの感覚を活かしていけば、

学習を図りやすいかと考えるのと同じで、

脳のどこを活性化していけばいいのか考えることも重要となります。

 

運動学や解剖学などの知識で、目に見える現象を評価するのと同じように、

脳から見て現象を評価していくことができれば、

あなたも凄いセラピストの仲間入りと言えるでしょう。

今日はその重要性について解説してみたいと思います。

 

脳画像をなぜ積極的に見るべきなのか?

 

脳画像が読影できて、医師との情報交換の時もあなたがそこまでしっかりと理解し、医師と話せるようになっていれば、

医師も「こいつはわかっているな。」とより高いレベルの情報交換が可能になるかもしれません。

医師からの信頼を得ることは臨床でもとても重要になりますので、

そういった意味でも脳画像の読影ができることはとても必要です。

 

最後には脳画像の読影の方法と、そこからどのような症状が推察できるかを学ぶことができるセミナーをご紹介しますので、

脳画像の読影がわからない、脳血管障害のリハビリに悩んでいるという方はぜひ最後までお読みください。

 

理学療法士・作業療法士が脳画像を読むためにはまず基礎的な知識が必要

 

しかし、ただ画像だけ読めても意味がありません。

脳の構造や伝導路の走行、神経線維の走行が理解できていないといけません。

 

なぜなら、一見損傷を受けていない領域も、損傷部位との神経結合により、

脳血流や代謝が減少し、働きが一時的に低下することがあるからです。

脳血管障害が損傷部位から予測される症状とは違い症状が出るのは、こういった理由があるからです。

 

脳出血において、損傷部位が一番強く損傷され、

次に連合線維で関係が強い同側の機能が低下され、脳溝の狭小化が生じ、

ミッドラインシフトによって、対側の半球も機能低下が生じることになります。

このように脳解剖をしっかりと熟知していると

どのような症状を呈してしまうのかが予測できるかと思います。

 

それが予測できれば、必要な評価や介入がスムーズにできます。

限られた時間の中でリハビリの効果を最大限に発揮するために、いかに解剖学を理解し、病態を把握することが大事だということがよくわかります。

 

 

シリーズセミナーで脳画像の読影法を徹底的に学ぼう

 

最近は脳画像の書籍も多く出てきており、解剖学の自己学習は可能です。

書籍に限らずYouTubeをはじめ、勉強する環境は沢山ありますしね。

でも、自己学習には限界があると思います。

 

予後予測を正確なものにするために、臨床経験豊富な先生から学習することは

最も効率の良い学習かと思います。

分からないままにせずに、一度学んでみてください。

 

やはり謙虚な気持ちが一番あなたを成長させると思います。

 

新人理学療法士・作業療法士のための脳画像の評価方法|一括申込 – エポックセミナー



 

シリーズセミナーとして、じっくりと徹底的に多くのことを学ぶことのできる機会だと思っています。

このセミナーでは、脳解剖学を基本として、

伝導路や神経線維の走行を学習していきます。

 

田岡先生はすでにエポックセミナーには何度も登壇していただいている大人気の先生となっています。

親切丁寧な講義で脳画像が苦手なあなたでもしっかりと理解できる内容になっていますので、ぜひこの機会にお申込みください。

 

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股関節疾患のリハビリに悩むあなたへ


股関節は人体の中でも最も可動性のある関節であるとともに、

同じく最大の可動性を持つ肩関節と違い、体重を支えるために強い安定性も求められる関節でもあります。

 

そんな股関節をしっかりとコントロールできなければ

下行性の運動連鎖として膝関節や足関節のアライメントを崩して、

変形性膝関節症や扁平足、外反母趾を起こしたり

上行性の運動連鎖として骨盤の前傾・後傾に影響を及ぼして

腰痛を起こしますし、もっと上の頸部や上肢にも影響を与えます。

 

そんな股関節ですが、日常生活でうまく使う事が難しい関節です。

 

何が厄介なのかというと、筋力は意外と保たれているはずなのに、

なぜかうまく使えていないというケースが多いこと。

 

そういったケースは若手であれば、ついつい見逃してしまうことも珍しくありません。

 

そこで今回はそんな股関節について徹底的にお伝えするセミナーを用意しています。

 

理学療法士必見 股関節の可動域制限について徹底的に理解しよう

 

股関節には肩関節同様に可動性が高いために

非常に細かい筋肉が様々な方向に広がっています。

 

  • 解剖学の絵では理解できていても、実際に動かして行った時の筋の走行の変化などをイメージできない。
  • そのために今、自分がどこにアプローチしているのかわからなくなってくる。

 

といった理学療法士の人も多いでしょう。

 

そんな悩みを解決するために本セミナーでは

股関節の三次元的なイメージをするための解剖学をお伝えいたします。

 

また、それを踏まえた上で股関節に対する評価方法や

アプローチ方法についてしっかりと学ぶことができます。

 

若手セラピスト向け股関節の評価とリハビリの考え方 – エポックセミナー

 

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肩関節周囲炎の患者様はここをチェックしておきましょう

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肩の痛みってなんであんなに治すの難しいんだよ。

チューブでローテーターカフ鍛えても全然良くならないし、

関節モビライゼーションやっても良くならないし、

筋肉をマッサージしても全然良くならないし。

ってか、そもそもどこが損傷されてるのかもはっきりしないんだけど・・・

 

と肩関節のリハビリで悩んでいるそこのあなた!!

  

そのように悩んでいるのはあなただけではありません。

肩関節の治療は難しく、繊細な技術が求められます。

 

特に肩関節は非荷重関節であり大きな可動域を有しているからこそ

丁寧にアプローチしていかなければいけません。

 

今日は肩関節の評価方法についてお話したいと思います。

 

肩関節のリハビリには一連の手順がある

 

肩関節に限らずですが痛みのリハビリテーションにとって

 

まずは大体でもいいので

「どこが痛いのか?」

「どういうことをした時に痛むのか?」

を確認します。

 

そして、次は疼痛誘発テストを行うことで

「何が痛いのか?」

を特定していきます。

 

 

最後に「何で痛めたのか?」を考えていきます。

 

ここまで考えられたら治療法は何でも構いません。

 

各種検査と評価で特定した組織と原因に適した治療法を選択すればいいのです。

 

 

もしも、あなたが肩関節のリハビリテーションに悩んでいるのなら、

この過程のどこかが不十分だからです。

 

「どこがどんな時に痛いのか?」

は最初に聞かないと話にならないので大丈夫なはずですが

その次のステップの疼痛誘発テストでどの組織の痛みなのか特定していますか?

 

ここでしっかりと特定しておかないと、

どこからどんなストレスが加わって痛めてしまったのかがわかりませんね、

 

そして、最後のステップ「何で痛めたのか?」をしっかりと考えてみましょう。

  • 肘や手に問題はないですか?
  • 脊柱は円背になっていませんか?
  • 肩甲骨や鎖骨は?
  • もしかしたら骨盤や足部から動きが崩れているのかも。

 

痛みをしっかりと治していこうと思ったら、

そこまで考えていかなくてはいけないんですね。

 

理学療法士・作業療法士が学ぶべき肩関節の評価技術を徹底解説

今日ご紹介するセミナーは

 

理学療法士向け肩関節の評価技術とリハビリ|肩関節周囲炎・腱板損傷編 – エポックセミナー



 

肩関節の痛みの評価技術を徹底的に解説していただきますが、

その前に肩関節周囲炎の病態を理解しなければ話になりません。

 

肩関節周囲炎の病態を理解し、

その症状や状態ごとの評価方法を学ぶことができます。

 

また、本セミナーはエビデンスに基づいてお話しいただきます。

 

  • 知識が曖昧になっている方
  • 患者さんごとの治療の変化に悩んでいる方
  • 根拠立てて進めることに苦労している方

 

はぜひご参加ください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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股関節の痛みの原因に悩んでいるあなたにおすすめの考え方を教えます

股関節疾患の疼痛の原因がわからない!そんな悩みはありませんか?



股関節疾患の治療の中で、筋の損傷や神経症状がないのに、

このように訴える患者様はいませんか?

 

  • なんか詰まった感じがする
  • 自分の足じゃないみたい
  • 表層じゃなくて中のほうが痛い
  • 鈍い痛みがずっと続く


実はこのように訴える患者様はとても多いのですが、

あなたはこの症状に対して評価・治療が正確にできているでしょうか?

これらの症状をしっかり理解するためには解剖学・運動学の知識は必須です。

 

こうした知識を一から学ぼうとすると膨大な時間がかかります。

しかしエポックセミナーではそれをわかりやすく教えていただける先生が

ついにこのシリーズをお話しいただけることになりましたので是非チェックしてみてください。

 

整形外科リハビリテーション学会の為沢先生によるシリーズセミナー開催決定!

股関節疾患のリハビリに限らず、

我々セラピストは基礎医学を徹底的に学ぶ必要があります。

 

例えば股関節疾患においては

 

  • 股関節の解剖学
  • 股関節周囲筋・神経の炎症過程
  • 関節包・関節唇の状態
  • 大腿骨と臼蓋のアライメントに力学的なストレス



これらの基礎解剖学・病理学・運動学を元に、上

記症状の原因が何を示しているのかを考えるべきです。

 

そして股関節疾患だけでなく、どの関節を動かす際も、

必ず触診技術・誘導技術は必須です。

どれだけ多彩な知識を持ち合わせても、疼痛を誘発するような動かし方をしていては、治療効果が上がるはずがありません。



だからこそ、股関節疾患の治療に必要な知識・技術を習得し、

明日からの臨床で実践できることを最大の目標としています。


また、今回の講師は、京都下鴨病院より為沢一弘先生にお越しいただきます。
あの整形外科リハビリテーション学会の京都支部長を務められています。

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整形外科分野において、とびきり貴重なお話を聞けること間違いありません。
この内容を5時間通じて、このお値段で受講出来るのはエポックセミナーだけです!

ぜひこの機会に、確かな技術講習と重要な知識を習得してみませんか?

 

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理学療法士・作業療法士が知っておくべき認知症患者様の最新トレンドとは?

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認知症が原因でなかなかうまくリハビリが進まないという経験をしたことはありませんか?

認知症の患者様のリハビリを担当したことがないセラピストはいないと思います。

 

認知機能が低下し、こちらの指示内容を理解できずなかなかうまく進まない。

その結果、治療がうまく進まないという経験を私は何度もしてきました。

 

そのたびに、どうアプローチをすればいいか悩みました。

あなたもこのような経験はありませんか?

 

  • 認知機能の低下によってなかなかリハビリが進まない
  • どのように介入すればいいかわからない
  • どのように評価していけばいいかわからない
  • 認知症に対するリハビリの目的がわからない

 

もしあなたがこのような経験や悩みを持っているのであれば、

今日は少しためになる話をしたいと思います。

 

認知症患者様に対するリハビリはとても効果的です

そもそも認知症が発症する原因の一つに、脳血流の低下に伴う非活性があげられます。

もちろん病気や障害によって起こることもありますが、

認知症の進行を遅らせるためには、運動療法は欠かせません。

 

運動は心拍出量を増加させ、全身に血液を送り込みます。

脳に供給される血液量を担保し、しっかりと脳に栄養を送り込みながら

脳を活性化させることが重要になるのです。

脳を活性化させ、認知機能低下を遅らせる。

これが運動療法、リハビリの目的になります。

認知症患者様への治療は

  • 薬物療法
  • 運動療法

この二本立てが需要なのです。

 

だからこそ認知症患者様へのリハビリは効果的だと言われています。

 

他にも患者様の生活習慣や趣味に着目してリハビリを進めるという方法も効果的です。

この考え方はパーソンセンタードケアという考え方として有名で

私も記事にしたことがありますので、こちらの記事をチェックしてみてください。

認知症患者様のリハビリで悩むあなたへ

 

様々な脳機能を活用して認知機能低下を遅らせよう

しかし、ただ運動療法を行えばいいというわけではありません。

もちろんウォーキングやエアロバイクなど全身運動ももちろん重要ですが

脳機能を徹底的に活性化させていくということも重要な役割になります。

 

たとえば

 

  • 本を声に出して読む。
  • 料理をする
  • 手芸をする

 

など、その人その人で興味というものは異なります。

 

私自身、手芸には興味がもともとありませんので、

もしやれと言われたら、嫌だと拒否をしてしまうかもしれません。

しかし料理は好きなので、勧められたら喜んでするかもしれませんね。

 

このようにその人を理解し、個別性を考えたプログラムを考えていき、

様々な作業行動を通じて脳機能を活性化させていく必要があります。

 

認知症患者様へのリハビリにはほかにも環境を整えたり、様々な注意点があります。

最近ではがん患者様の認知症に対するリハビリの最新文献も見られるようになってきました。

 

もし前述した内容で悩んでいるのであれば、

理学療法士・作業療法士が覚えておくべきがん関連の認知機能障害に対する評価とリハビリ – エポックセミナー

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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