いつもお読み頂きありがとうございます。
セミナー事業部の久保田です。
さて、本日は少し強めのことを書いてみたいと思います。
と言いますのも、先日とある講師と話していて、共感できることが多々あったからです。
皆様はセミナーに参加して、実技のデモを見る際、何に気をつけて見ていますか?
受講生様の視線の先を見ていると、講師の手元をジッと穴が空くほど見ている受講生が大半だと思います。
いや、それが悪いとは言いません。
実際手元はとても大切なのですから。
ですけれど、もっと大切なのは、
講師の立ち位置や、患者様と検者との位置関係がとても大切であることを
ここで声を大にして言いたい。
それはなぜか?
あるセミナーで、身体の使い方セミナーという物があります。
弊社のラインナップであれば、Oriental Phisio Academyの波田野代表のセミナーですね。(以下のリンクは過去のもの、次回1月に大阪で開催予定)
波田野先生の言葉を借りると、【触り方で結果が変わる】んです。
触り方も一概に触ればいいというものではありません。
自分の身体をいかに効率的に使うかがポイントなんです。
一流の講師の方々はセミナーで様々な実技を教えて下さいます。
それは言葉にはしないまでも、自分の中で当たり前すぎて、無意識下で自然としていることも多々あるのです。
その一挙手一投足をそのまま盗んで帰ってほしい。
思い出してほしいんですが、みなさんが戻りたくない苦しかった実習時代。
なんでこんなにバイザーの後ろをちょこちょこついて歩かなきゃいけないのかと思ったことはないですか?
でもそのときに学べることってとても多かったと思います。
もちろん質問攻めにして怒られたこともあるでしょう。(私は質問しすぎて怒られました。)
そのときに、バイザーがどんな治療をしているのか、
どうやって触っているのか、その時のセザムの高さは?患者との目線の位置は?
どんな姿勢で触っているのか。その時の手の広げ方、力の加え方、指の形は?どこで触っているのか?
患者様に触れないまでも、なんでもがむしゃらに得ようとしていませんでしたか?
守破離という言葉がある通り、まずは真似てみましょう。
そこから道がひらけてくることもあるんです。
今時分が技術が足りないと思うなら、まずは講師のやり方を真似てみる。
そこから始めてみてほしいと、私は思います。